映画 2 2月 2008 「オーメン/最後の闘争」 (1981/米) ASIN:B000A0D92Q オーメンシリーズの3にあたる。「オーメン/最後の闘争」を観た。 おっちゃんになってソーン産業の社長となったダミアンは、イギリスに生まれた救世主たるべき存在の抹殺を企てる。一方、救世主を守ってダミアンを滅ぼすべく、イタリアの修道士が7つの短剣をもってダミアンに迫る。 と言うストーリやけど、シリーズものの常として回を重ねるごとにボルテージは下がる一方。 伏線もなんもあっ[…] 続きを読む
映画 28 1月 2008 「オーメン2/ダミアン」(1978/米) ASIN:B000O76Z58 「オーメン」を観てあんな終わり方やねんから絶対「オーメン2」見たくなるやんかーという事で観た。 ダミアンが13歳になって自分が悪魔の子である事に目覚めた位の話である。 ダミアンの美少年っぷりと悪魔っぷりが中々良い感じやったけど、ちょっと自ら手を下しすぎなんと、自分が悪魔の子である事に悩んでしまうあたりで微妙に萎えた。 「オーメン」のなんともえげつない人殺しメソッドと[…] 続きを読む
映画 25 1月 2008 北野武 「ソナチネ」(1993/日) ASIN:B000UMP1G6 この「ソナチネ」の公開当初は1週間で上映が打ち切られる映画館が出るほどの人気の無さやったけど、欧州に輸出されて、イギリスのBBCの「21世紀に残したい映画100本」にも「東京物語」や「椿三十郎」などと並んで選ばれほどの熱狂的な人気を得た。日本でもとりわけ北野映画をバイオレンス映画として観る向きの人の評価が高いようだ。 ストーリーはヤクザ稼業がちょっと嫌になって来た男[…] 続きを読む
映画 24 1月 2008 北野武 「3-4X10月」(1990/日) ASIN: B000UMP1FM 北野武の「3-4X10月」を観た。 前から見ようと思っていたのになぜか機会が無かったのやけどようやくにして観る事が出来た。 ある無気力でぼんやりした男がヤクザに因縁をつけられた事を発端に、その男の所属する草野球チームとその暴力団が抗争を始める。その男は友人と銃を買うべく沖縄に旅立ち…という話である。 と書くと如何にも娯楽映画的に面白そうやけど、「難解で不条理なスト[…] 続きを読む
映画 20 1月 2008 リチャード・ドナー 「オーメン」 (1976/米) ASIN:B000FGG2PQ 今まで見る機会は何度もあったはずやけどなぜか観ていなかった。 「獣の数字666」やら「ダミアン」をネタ的に不吉なものとする文化の発祥もとの映画であろうか。 直接的にホラー的なシーンは数少ないけど、そのシーンのどれもが大概強烈であるうえに、全編を通してゾクゾクするような怖さである。最後の最後も「え~ん怖いよ~」であった。 登場人物で顔の怖い人はことごとく怖い人か怖い事[…] 続きを読む
画像 16 1月 2008 「電話機能のついたパソコン」に替えた。 前日の話であるけど、もう何年使っているか分からないPHSの「京ポン」ことAH-K3001Vをとうとう機種変更した。 社名がWILLCOMになる前からずっと使っていた機種なので3年は遥かに超えていると思う。充電台に乗せても充電しなくなり、直接USBに繋いで充電していた上に、最近電池のもちが極端に悪くなった。 まだまだこの端末を使うつもりで、土偶の上司が持っている使っていない同機種の電池と交換してもら[…] 続きを読む
映画 15 1月 2008 デヴィッド・リンチ ストレイト・ストーリー (1999/米=仏=英) ASIN:B0000A4HSJ デヴィッド・リンチの「ストレイト・ストーリー」を観た。これは同監督の「ロスト・ハイウェイ」と「マルホランド・ドライブ」の間に作られたものやけど、それらの狂気と不条理の物語とも全く違う、ヒューマンドラマと位置づけられるものだった。 老いで体の自由が益々効き辛くなってきていることを感じた老人が、昔ちょっとした事で仲違いした兄が心臓発作で倒れたことを聞き、時速8キロのトラ[…] 続きを読む
映画 14 1月 2008 マジッド・マジディ「運動靴と赤い金魚」(1997/イラン) ASIN:B000A16QG6 この間から「サイクリスト」「カンダハール」とモフセン・マフマルバフ監督のイラン映画を観たけど、次はマジッド・マジディの「運動靴と赤い金魚」である。 アリ少年はお使いの途中に修理したばかりの妹の靴を無くしてしまう。貧乏である上に厳格な父母に言い出せず、兄の靴を妹と二人で共有することになる。 午前の登校では妹が、午後からは兄が靴を履いて学校までの道のりを全力疾走で登校す[…] 続きを読む
映画 14 1月 2008 アレックス・コックス 「レポマン」(1984/米) ASIN:B000G7PSIG この映画はいわゆる「パンク映画」という括りになるらしい。 パンクといえば、商業主義的なものに飲み込まれることでテクニカルで理論的な方向に偏重した「ロック」への反発を基盤にした、テクニックよりも勢いを重視した攻撃的な演奏がメインとなる音楽ということになるらしく、確かにテクニカルで理論的な商業主義的映画とは趣の異なる勢いのある攻撃的なこの映画がパンク映画と呼ばれるのも分[…] 続きを読む
映画 13 1月 2008 モフセン・マフマルバフ「カンダハール」 (2001/イラン=仏) ASIN:B00006HBRB この間見た「サイクリスト」と同じ監督のイラン映画「カンダハール」を観た。 舞台はアフガニスタン。現地の社会に絶望した妹から間近に迫った次の日食の日に命を絶つという内容の手紙を受け取ったカナダへ亡命したジャーナリストが、妹に会うべくアフガニスタンを旅するというもの。 監督自身は世界中から全く関心を払われず、国際社会から見捨てられた貧困にあえぐ地雷だらけのアフガニスタン[…] 続きを読む