閉じた系のエントロピーは減少しないらしい 日記/雑記/妄談

閉じた系のエントロピーは減少しないらしい

休みだと言うのに早くから起き、午後から図書館に本を返しに行き、久しぶりに会った色々な人と喋り、図書館でちょっと本を読み、スタバでコーヒーを飲み、夜から魚を食べる。 久しぶりにこんなに美味しい魚を食べたような気がする。 人間関係を自分の努力なしで他人の善意と同情にのみに依存して成り立たせているのは、逆に人徳とも言えるし、そこまでリスクを背負い込んで思うが侭に振舞う様に羨望の念すら覚える。 そういった[…]
かく扉を叩く 日記/雑記/妄談

かく扉を叩く

物事は深く考えるべき事と、深く考えてはいけない事があり、意外とその中間のまぁまぁ考えるべきである事ってのは少ないような気がする。 深く考えてはいけない事を深く考えてしまうと、どんどん変な方向に流されて気付けば身動きが取れなくなっているし、深く考えるべき事を考えずにいると、何かの拍子に落とし穴のようなものに避けようも無く落ちてしまう。 しかしながら、何かが起こって、または起こりそうになって、それが深[…]
汝裁く無かれ 日記/雑記/妄談

汝裁く無かれ

他人のいう事と自分の言う事の妥協点が存在しない場合、どちらか一方だけが正しく、どちらか一方が間違っていると判断するのは現実的には間違いである。 他人の言う事と自分の言う事のどちらもが同様に正しいという事は大いにありうる。というか世の中そんな事ばかりである。 しかしながらそういった妥協点を探す試みの際の基準として「正義」や「~べき」を持ち出してくると大抵上手く行かない事が多い。その「正義」と「~べき[…]
土偶?それとも努力してこうなったのか? 日記/雑記/妄談

土偶?それとも努力してこうなったのか?

ASIN:B000IU4N0K 「フルメタル・ジャケット」の中古DVDを衝動買い。 久しぶりにじっくり見る。何度見てもハートマン軍曹の罵詈雑言は破壊力満点だ。 もう笑うしかないあひゃひゃひゃ。 以前どこかのゲームデザイナーが、私自身はゲームをする人がゾンビの首や腕が飛ぶの映像を見て笑って欲しいのだが、日本人はそれをシリアスに捉えすぎる。と言って嘆いていたのが印象に残っているのだが、それと同じように[…]
人間なんてララららら 日記/雑記/妄談

人間なんてララららら

真実を知りたくないと言うのは、結局その個人の弱さの問題なのであろうか? 多くの人間が真実に耐えられないのは、多くの人間が真実に耐えるほど強くないという事であろうか? 真実を知ることは最終的には良い結果をもたらすというのが歴史的な見方だとしても、それほどまでに強い人間などどれほどいるだろう。 それでも、生きていればいやおうなく色々な事を知ってしまう。知って良かったと思う事なんかそれほど多くないし、大[…]
フェロモン主義世界の底辺でルサンチマンを叫んだだけだもの。 日記/雑記/妄談

フェロモン主義世界の底辺でルサンチマンを叫んだだけだもの。

「富める者はますます富み、 貧しきものはますます貧しくなる」ってのは、某マタイの言う宗教的な話じゃなくって経済学的な文脈でもよく言われるけど、何かしらの特定のものを持つ事自体が、その何かしらの特定のものを持つための有利な条件になると言うことで、金銭とか材とかいう意味での富だけじゃなく、ありとあらゆる「富」の性質を持つものに適用される。例えば環境、知識、教育、などなど。 これらはほとんどポール クル[…]
内省的内向サバイバル 日記/雑記/妄談

内省的内向サバイバル

生きる中で起こるさまざまな出来事について、鬱要素にとらわれてしまうか躁要素にとらわれてしまうか、どちらに比重をおいて感じてしまうかは、もうほとんど先天的に決まっているのではないか? 欝と躁の要素が半々でも気分はどん底の人がいれば楽しそうな人もいるし、人前では躁気味でも、一人になると欝になる人や、人前で好んで欝状態になる人もおり、欝のあり方は色々である。 「なぜあなたは、兄弟の目にある塵が見えながら[…]
三位一体麻婆 生活

三位一体麻婆

もう毎週恒例になりつつあるお料理ブログ、土偶適当お料理順列クッキングの時間です。 今回は豆腐、茄子、合挽きミンチ、ニラ、小松菜が安かったのでこれを使ったお料理を。考えた料理にするために春雨を買い足す。 複数の材料を組み合わせて品数を増やす方式で出来上がったのは以下の通り。 「冷奴」、「スペインの魔女風焼き茄子」、「小松菜と春雨の胡麻和え」「春雨とニラと肉団子と豆腐の中華スープ」、そしてメインは麻婆[…]
待ちながら待つ 日記/雑記/妄談

待ちながら待つ

サミュエル・ベケットは『ゴドーを待ちながら』でいつかしら来るであろうと思われる「ゴドー」なる何ものかを待ちながら無駄話を続ける二人の男を描き、J.M.クッツェーは『夷狄を待ちながら』でやがて現れて自らを滅ぼすであろう野蛮人を待ちながら享楽にふける民政官を描いた。 人間にとって何かを待つという行為は色々な意味で象徴的なのだろうし、そう言う目で見て見れば、確かに皆何かしらを待っているように見える。 特[…]
放射性崩壊的個人史観 日記/雑記/妄談

放射性崩壊的個人史観

自転車に乗ろうとしたらパンクしていたけど、替えチューブを持っていなかったので自転車を押しながら歩いて帰ったのだが、いつもなら15分ほどの道のりを一時間かけて歩くと実に様々ないつも目に付かないものが見える。 風景しかり町並みしかり。そして金星。昔持っていた星座板はどこへ消えてしまったのだろうと思う。 時を経るごとに失われてゆくものと、時を経るごとに獲得されてゆくものがあるけど、これは「時」自体の持つ[…]
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