かく扉を叩く

物事は深く考えるべき事と、深く考えてはいけない事があり、意外とその中間のまぁまぁ考えるべきである事ってのは少ないような気がする。
深く考えてはいけない事を深く考えてしまうと、どんどん変な方向に流されて気付けば身動きが取れなくなっているし、深く考えるべき事を考えずにいると、何かの拍子に落とし穴のようなものに避けようも無く落ちてしまう。
しかしながら、何かが起こって、または起こりそうになって、それが深く考えて取り掛かるべき事か、それとも何も考えずに跳びつくべきか、判断はとても難しい。というか、その判断で殆どが決まってしまうようにすら思える。
風呂でクライバーの指揮する交響曲第五番「運命」を聴きながら三島由紀夫を読んでいると変にトリップした。

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