いきもの 27 6月 2011 自作300円底面フィルタ またしても水槽を一つ衝動買いしてしまったので、設置に当たって濾過装置を自作した。 エアリフト式の底面フィルターである。 煙突状のパイプの一番下の部分からエアポンプで空気を送ると、パイプを上昇する空気の泡に押された水が上部から排出され、 その際に底面のフィルタ部から水が吸い込まれることで濾過される仕組みで、 昔からあるタイプの濾過装置であるが、水槽だけで完結して見た目もとてもすっきりするので私はとて[…] 続きを読む
本 23 6月 2011 舘野之男『放射線と健康』/自分で放射線リスクを判断するとは ISBN-10: 4004307457 先日『人は放射線になぜ弱いか 第三版 -少しの放射線は心配無用-』を読んだが、読み終わってもちょっと微妙な違和感が残っていたので、立場的に中立で評判のよさげな舘野之男なる医学での放射線利用のの専門家による岩波新書の『放射線と健康 』を読んだ。 最近でこそ報道も少なくなってきたけど、一時期は毎日のように原発関連のニュースで何々から何ベクレル検出されたとか、何シ[…] 続きを読む
いきもの 22 6月 2011 先週と今週のガサガサ成果/仁義なき戦い水槽 週末恒例となったガサガサであるが、今週は、40センチ近い巨大なフナを捕獲。ギンブナにしては大きいがたぶんヘラブナではなさそう。 (クリックで拡大) 一緒に写っているクロックスと比べればその大きさが。お分かりいただけよう。 網に入った瞬間滅茶苦茶暴れた。もう河童でも入ったのかとびっくりした。 このフナを捕獲した周りには巨大な鯉も沢山泳いでいる。次は巨大鯉を網で捕まえるぞ! で、先週は4センチほどのカ[…] 続きを読む
本 21 6月 2011 教養としての世界史/自己変革としての第四次性徴 ISBN-10: 406115480X 前に古本屋さんで買ったまま忘れ去られていた『教養としての世界史』をやっとこさ読んだ。 昔は「人間のすることに興味が持てない」などと殆ど「中二病」のようなことを言って歴史に興味なんか殆ど興味がなかったけど、オッサン化するに伴って歴史に対する見方が変わってきて、『チボー家の人々』を読了したくらいから急に歴史に興味が出てきた。 この「オッサン化」を私はひそかに「第[…] 続きを読む
@災害 13 6月 2011 洗濯しても縮まない線量計/洗濯リスクと被曝リスク 先日、類型の放射線量を測定する「蛍光ガラス線量計」なるものの存在を知り、なんか無駄に無闇に欲しくなったと言うことを書いた。 その後、いろいろネットで調べているうちに、同様のカード型やったり小型のシール形やったりする線量計が出回っていることを知った。 ガラス線量計や、ガイガーミュラー計測管のようにきっちりした値を計るのではなく、 放射線を受ける度にこの線量計のセンサー部分の濃度がどんどん濃くなってく[…] 続きを読む
いきもの 12 6月 2011 天空の城ヴァージン・スーサイズ・アット・ハンギングロック/まいっちんぐ・ローレンツ先生 先日から水槽の中にムギツク(妹)が見当たらず、「どこかに隠れているのか?」と思っていたのだが余り気にしていなかった。 今まで水槽の中でシマドジョウが見当たらなくなったけど、実は砂に潜っていたり流木や竹炭の下に巧妙に隠れていて見えなかっただけだったということが良くあったので、 ムギツク(妹)もどこかに隠れていてそのうち出てくるだろうと思っていたのだ。 土偶部屋では古い水屋箪笥を上下二分割して横に並べ[…] 続きを読む
@災害 10 6月 2011 『人は放射線になぜ弱いか 第三版 -少しの放射線は心配無用-』近藤宗平 ISBN-10:4062572389 この時期にとってもタイムリーな本、近藤宗平の『人は放射線になぜ弱いか 第三版 -少しの放射線は心配無用- 』 を読んだ。 内容は、放射線はごく少量から量に比例して人体の影響があるとするような「放射線はどれだけ少なくても毒である」とするICRPの「直線しきい値なし仮説」は無根拠であるばかりかデマを広げた害悪であり、 ある一定量までは人体の浄化作用と防衛機能により[…] 続きを読む
@災害 9 6月 2011 被爆量は可視化できるか?/絶対領域放射線チラリズム 先日、近藤宗平の『人は放射線になぜ弱いか -少しの放射線は心配無用- 第三版 』を読んでいて、放射線を測定するのに一般的に使われるガイガーカウンター以外に「蛍光ガラス線量計(リン酸ガラス線量計)」なるものがあるのを知った。(本の感想についてはまた明日にでも。) その蛍光ガラス線量計というのはある種の特殊なガラスが入ったごく小さいケースで、それを携帯したりどこかに置いておき、その測定器のガラスに特定[…] 続きを読む
いきもの 8 6月 2011 魔法の大雨でニョ~ロニョロな仲間がポポポポ~ン 先々週に引き続き今週も早起きしてガサガサして来た。 週頭から週末直前まで大雨で川が濁流と化していたのでとても期待していたのだが、果たして期待通りの結果となった。 これは珍しいのではないか?というニョロニョロした魚が二匹ほど取れた。 無駄にデカい画像で紹介してみる。画像はすべてクリックで大きくなりますぞ。 まず「スナヤツメ」 このスナヤツメは環境省レッドリストで「絶滅危惧II類」に指定されている。 […] 続きを読む
@災害 1 6月 2011 宮台真司『終わりなき日常を生きろ』/終わりなき非日常を生きる世界で/超人としょこたん ISBN-10: 4480033769 宮台真司の『終わりなき日常を生きろ 』を読んだ。 この東日本大震災で「終わりなき日常」が根本から覆されたと言わざるを得ない、むしろ「終わりなき非日常」が始まったともいえる今、なぜかこの本が読みたくなったのだ。 この本はサブタイトルに「オウム完全克服マニュアル」とあるように、まだオウムが一番の社会不安と一番の話題であった時代、今から十五年ほど前の1995年に出[…] 続きを読む