水風呂

私はとても風呂が好きである。もうしずかちゃんか土偶かというくらいに風呂が好きである。
ただ風呂に入るだけではなく、ジップロックに入れたW-ZERO3で音楽をかけて、本を読みながら半身浴ををするのも大好きである。
また夜だけでなく、朝や昼に風呂に入るのも大好きである。
射し込む日を浴びながら湯船につかるのは、私の人生の最も至福にあふれる瞬間のひとつであるといっても良いと思うくらいである。
で、この日曜日は夕方から出かけたのだが、それまではずっと家にいた。
暑い事もあり水風呂に浸かって本を読んで音楽を聴いていたのだが、やっぱり風呂の窓から入ってくる日差しが気持ち良い。
真夏の真昼間の日差しなんか想像するだけで恐ろしいけど、水風呂に浸かりながら浴びる日差しはまるで別の太陽のような気持ち良さである。
この日差しをじっくり味わうべく、本を置いて目を閉じて、鼻のすぐ下まで湯船に体を沈めて太陽光線をまぶた越しに感じると、自然と湧きあがってくる至福感が頬を緩ませる。
近所でよく自宅の前に置いたビニールプールに水を張ってキャッキャッと水遊びしている子供たちを見かけるのだが、
あのビニールプールに横になって太陽の光を全身に受けるとさぞかし気持ち良いだろうなぁと想像する。
いやしかし、真昼間におっさんが道の横で子供用ビニールプールですっぽんぽんで仰向きで寝ながらニヤニヤしていたら、至福感どころか、一瞬で逮捕されますな…

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