An die Freude

今日、このエントリで丸一年間毎日休むことなくこのブログに投稿したことになる。
日付詐称や本の感想やコンピューター関係の記事での「埋めエントリ」こそあれ、開設当初に目指していた1日1エントリは達成した。
書くことがある日も無い日も、ノリノリの日もとてもそんな気分じゃない日も、ネタを熟成させる間も無く思いつくまま感じるままを、入力された情報を脳で処理せず脊髄で突き返したように投下したので、このブログが質よりも量の、反射運動のごとき文章の集積になってしまったのはまぁしょうがないとしても、とにかく毎日欠かさず何かしらの文章を書き続けられた事は、不肖土偶にとってとても嬉しく自信になったし、ここまで続いたのも読んでくださった皆様のお陰だととても感謝しております。
N響の第九を聴いてじんわりする。去年は敬愛するウラディーミル・アシュケナージが指揮でうひょーやったけど、今回はカリーナ・ババジャニャンなるソリストのソプラノが良い感じでうっとりやった。
今年2006年はモーツァルト生誕250周年のモーツァルト・イヤーと言う事でこの第九の後にウィーンフィルのモーツァルトが年明けまで聞けるらしくありがたや。そういえば、今年はオペラをきっかけにモーツァルトが好きになった年でもあった。
モーツァルトとベートーヴェンのピアノソナタを交互に聴いていると、確かにベートーヴェンがモーツァルトに繋がる古典派の系譜である事が良くわかる。
まぁそんな事はいいとして、とにかく、土偶の一生の中で何かしらの区切りと色々な意味で象徴的な年となるであろうこの一年を、なんとか生き延びられた事をありがたく思うと共に、大いなる何者かと皆様に感謝する。
今年、このブログも土偶自身もダウナー系まっしぐらやったたけど、来年こそは明るい話題と楽しげな文章を書くことが出来ると良いなと願って、
Ludwig van Beethoven Symphonie Nr.9 in d-moll Op.125 第四楽章のレチタティーヴォで2006年の最後としたい。

O Freunde, nicht diese Töne!
Sondern laßt uns angenehmere
anstimmen und freudenvollere.
(おお友よ、このような音ではない!
我々はもっと心地よい
もっと歓喜に満ち溢れる歌を歌おうではないか)

来年も、土偶StaticRouteと土偶をなにとぞよろしくお願い申し上げます。m(__)m

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