グイン107+

グイン107+

昨日読んだ本と今日読んだ本をまとめて掲載。 まず昨日読んだのが『グインサーガ』の107巻、そして今日読んだのが『オトナのハッカー読本』 両方ともいちいち感想を書くようなもんではいような気もするけど、とにかく書いとく。 (さらに…)[…]
藤原正彦『国家の品格』

藤原正彦『国家の品格』

最近の有名書だとかベストセラーは読まないんやけど(古本でも高いし)、父上が何を思ったのか何を間違えたのか買ってきたので、村上春樹の言う「スパゲティー小説」ならぬ、トイレのついでに読む「トイレ本」として読んでみたところ、一気に読了。 アマゾンでは196件も評がついていて、どちらかというと「ボロクソ」に言われているように見える。 俺としては全体として大いに賛同できる内容やったけど、受け入れられへん人に[…]
G.パスカル ザカリー『闘うプログラマー』

G.パスカル ザカリー『闘うプログラマー』

アマゾンでは ビル・ゲイツの野望を実現するために、マイクロソフトに「伝説のプログラマー」が引き抜かれた。デビッド・カトラー。屈強な肉体と軍隊顔負けの厳しい職業理念をもつ、闘争心のかたまりのような男だ。そして、彼を追って移籍した腹心の部下たち。新プロジェクトを担う外人部隊が秘密裏に結成された。自由闊達なマイクロソフトの「キャンパス」内で、異分子たちによる空前のパソコンOS開発作戦「NT」の幕が切って[…]
『それがぼくには楽しかったから』リーナス・トーバルス

『それがぼくには楽しかったから』リーナス・トーバルス

ビル・ゲイツでもスティーブ・ジョブスでもない「新しい形のヒーロー」として、コンピューター界だけにとどまらない知名度と人気を誇る著者。 この本は彼がLinuxカーネル開発に至り、そしてOSとしてのLinuxが爆発的に広まってゆく様を彼の視点から述べたものであり、そして彼自身の生活や考え方饒舌に述べたものでもある。 なぜLinuxがこれほどまでに世界を覆い尽くすようになったのか。Linuxが採用したオ[…]
『風の歌を聴け』村上春樹

『風の歌を聴け』村上春樹

村上春樹のデビュー作で群像新人文学賞の受賞作、単行本の初版は1979年。 確実に俺の持ってる中で一番読み返している本。事あるごとに何かの確認作業のごとく読んでいる。 風呂から出た後に気づいたら読んでいた。読んだものはしょうがないので感想を書いてみるけど、なるべくアマゾンや書評サイトにない切り口にしたい。 つまり、この小説がクールでもドライでもなく、ウェットなヒューマニズムを目指した本だという視点で[…]
『罪と罰』ドストエフスキー

『罪と罰』ドストエフスキー

ドストエフスキーと言えばこの『罪と罰』というくらいの今更言うまでもないくらい有名な作品なので詳細は述べない。 ドスト氏は作家として一番敬愛する人物のうちの一人であるけど、『カラマーゾフの兄弟』を10回以上は読み返してるのに引き替え、『罪と罰』を読み返すのは今回で3度目。 先日読んだ大江健三郎の『小説の経験』で年取ってから読み返した『罪と罰』は凄かった。と書いていたのが読み返してみた直接の動機。 ネ[…]
買い出し Solaris/Sparc

買い出し

昼から四条に買い出し。本、パソ部品、電子部品とヲタグッズを買い漁る。 藤井大丸で服見ようかと思ったけど、一人で人混みを歩くのは色んな意味で耐え難いゆえ買い物を済ませるとすぐに帰宅。 天気が良かったので自転車漕ぐのは気分良かった。 (さらに…)[…]
『百年の孤独』ガブリエル・ガルシア=マルケス

『百年の孤独』ガブリエル・ガルシア=マルケス

この本の著者ガブリエル・ガルシア=マルケスはコロンビアの作家で、1982年にノーベル文学賞を受賞している。政治的な活動は全くと言っていい程無いようで、この『百年の孤独』がブレイクするまではどちらかといえばジャーナリズム畑の住人だったようだ。 この『百年の孤独』は1967年に発表され、スペイン語圏で「まるでソーセージ並によく売れた」といわれる程世界中の大ベストセラーとなり、60年代から始まった「ラテ[…]
『小説の経験』大江健三郎

『小説の経験』大江健三郎

この本の内容自体は1992年に書かれた物やけど、出版は二年後のノーベル賞受賞の直後のようだ。15日で3刷超えているところを見るとその勢いでよく売れたようで、ちなみに俺は3刷を買っている。 この人の小説は日本がノーベル賞祭りでえらい騒ぎになっているのが落ち着きかけたころにかなりまとめて読んだ記憶があり、「ギー兄さん」のきっついキャラはまだ印象に残っている。同時代の作家ということでなにかと比べられる事[…]
『カッコウはコンピューターに卵を産む』クリフォード・ストール Computer

『カッコウはコンピューターに卵を産む』クリフォード・ストール

アマゾンでは 発端は75セントだった。研究者のコンピュータ・システムの使用料金合計が75セントだけ合致しない。天文学研究のかたわら、新米のシステム管理者となった著者の初仕事が、その原因の究明だった。どうせプログラムのミスさ、と軽い気持ちで調査するうちに、正体不明のコンピュータ・ユーザーが浮かび上がってきた。―ハッカーだ。誰かがコンピュータに侵入している。しかもこのハッカーは、研究所のコンピュータを[…]
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