「氷は水で出来ているけど、水は氷ではない」事について

ずっと更新をサボっていた。
いわゆる「リア充」になってブログ卒業。などというわけではなく、本当に書きたかったことが、公の場に書く意味の無い、しかも余りにも個人的過ぎるような事で、何かを表現しようとするとその事がアウトプットの回路につっかえて、それを外に出さないようにしているとそれとは関係の無いブログの文章も全く出て来なかった。という状態だったのだと思う。
コップを傾けて中の飲み物だけを中に浮いている氷はそのままで別の容器に移し替えるのと同様の難しさがそこにある。
氷を間違って別の容器に移してしまう事を絶対に避けたいがゆえに、飲み物を移すこと自体に躊躇を感じたのだ。
氷が溶けて周りに飲み物と混ざってしまえば、氷を別の容器に移してしまう事は無くなる。しかし当然氷は溶けて混ざってしまっただけで無くなってしまった訳で無い。
氷であったものはは氷としては存在していないけど、氷であったとは見えない形で回りに存在する事になる。
氷は水で出来ているけど、水は氷ではない。この二つには想像するよりはるかに深い深遠が口を開いているように思える。
そして、この事は希望の芽なのか絶望の始まりなのだろうか。と思った。

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