極寒の夜の燃やす書類で焼き芋&スイーツ(w

そういえば、2009年最期のカフェ土偶は「極寒の夜の燃やす書類で焼き芋&スイーツ」であった。
部屋の片付けによって大量に出た、シュレッダーするには量が多すぎる、いらなくなったちょっと重要だった個人情報満載な書類を大量に燃やしたのだ。
夜の琵琶湖岸を煌々と赤く照らす炎はホイルに包んだサツマイモをいい具合の焼き芋にしてくれた。
寒風吹きすさぶ中、書類で焼いた芋を食べ、買って来たプリンやケーキを食べながらコーヒーを飲んだが、余りにも寒いのでコーヒーを沸かしても飲んでいるうちにすぐに冷たくなり、イチゴ味プッチンプリンは冷奴のような、チーズケーキは雪だるまのような味がした。
EPIのガスランタンとガスストーブのブタンがほとんど気化せず、暗いやらお湯は沸きにくいやらで参った。これはもう寒すぎた。
というかむしろ凍え死ぬかと思った。まさに「寝たら死ぬぞ状態」とも言えよう。
こんな時こそ最近使ってないコールマンの手動ポンピング式のガソリンストーブの出番やなぁと帰ってから思った。
私は見た目はただのおっさんであるが、実はむっつりスイーツたる私であるので、プリンやケーキを食べながらこの大量の書類が炎に焼かれてちゃんと確実に真っ黒な灰になって燃え尽きてゆくのを見届けていた。
寒さで遠くなりそうな意識の中、目にする度に記憶の深いところをかすかに刺激する見覚えのある書類たちが次々と灰になって行くのを見ていると、やっと部屋の片づけが終わったという実感が沸々とわいてきた。うん、俺って今まで色々頑張って来たよ。
なんというか、ちょっとした遺品を燃やして処分しているような気分ですらあった冬の夜の焚き火であった。スイーツ



コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。

PAGE TOP