風が吹けばイチゴ大福屋が儲かる

土曜日の強烈な風で黄砂が飛来して、日曜日の朝には車という車が真っ白になっていてビックリしたが、この日ガソリンを入れに行ったら洗車コーナーに薄汚れた車が列をなして並んでいた。
列に並んでいる車の中の人は一様にどんよりしてうんざりした顔をしていてちょっと気の毒だったが、並んで薄汚れていた車が洗車機を潜り抜けるとピカピカになって出てゆく様は、まるでトキの「奇跡の村」のようであった。
この黄砂のせいか三連休の最後のせいだかわからないが、そこらじゅうが渋滞していた。おまけに「何とか堂」的な巨大スーパーに行ってもおそろしい人だかりであった。そのせいで買いたかったプリン大福が売り切れていてがっかりである。しょうがないからイチゴ大福を買った。
なんというかこのことのすべての原因が黄砂のせいに思えてくる。
「風が吹けば桶屋が儲かる」なるバタフライ効果だかドミノ効果だかな言い方があるが、この現象をそういう風に解釈すれば
凄い風が吹く→黄砂が振ってくる→車が尋常じゃなく汚れる→車を洗いたくなる→洗車コーナーに人だかりができる→折角車出したからドライブでも行くかと思う→渋滞してる→近場のスーパーに行くことにする→スーパーに人がぎっしり→みんながプリン大福を買う→プリン大福が売り切れる→しょうがないのでイチゴ大福を買う。→イチゴ大福が良く売れる
ということになるだろう。
人生何がきっかけで何が起こるかなんか分ったもんじゃないのである。



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