サウンド・オブ・最終兵器

昼前から昨日買ったCDをshuffleに詰めたのを聴きながら自転車(赤白)を洗う。前回洗ってから200km程の走行距離だが何度も雨ざらしにしたせいかチェーンのオイルが殆ど切れていた。
昼ご飯にペペロンチーノを食べたところで、オペラ、自転車、スパゲティーって俺はイタリア人か??などと一人でフフフ。


話は変わるが昨日は「ちょっとしたお楽しみイベント」の為に一人で昼食を取った。
事務室で弁当を食べた後イヤホンを耳に突っ込んで音楽聴きながら本を読んで昼休みが終わるまでを過ごしてみた。
そういうわけで昨日はたまたまshuffleを持っており、某氏待ち中に暇なので新風館の外壁の縁に座ってイヤホンで音楽を聴いてみたところ軽くトリップしかかった。
今まで「携帯音楽プレイヤー」を外で聴く習慣はなかったのだが、強制的に自分の世界の音楽を耳に流し込む事で外界をシャットアウトし、自分の世界に没入してしまう感覚はナカナカ強烈なモノがある。
いつでもどこでも必要とあらば自分の殻にこもってその殻を強固なものにするためにこの「携帯音楽プレイヤー」はかなり有効であると見た。
このジャンルの製品がそこそこの市場になっているのはこういう訳だったのか?
精神攻撃に対して絶大な防御性を発揮するこれさえ装備していれば、クリスマスイブのルミナリエを一人で踏破することなど造作もないだろう。
考えてみればスーパーでは売り場ごとに「好きスキーお肉スキスキー」とかのよく解らん歌が流れててしばらく耳に残って困ったり、年末年始のデパートでは何かと客の購買意欲をかき立てるような音楽が流されたりと、音楽はある種の攻撃の手段としても一定のものを確立しているようにも思える。
昔、子供の頃に予備知識全く無しで、しかも途中からマクロスの映画をテレビを見た時に、宇宙戦艦同士が戦ってる最中に何とかというアイドル(名前覚えていない)が歌ってる様がリアルエンコードでなぜか敵軍にもストリーミング配信されていて(うろおぼえ)、どういう訳かその歌が原因で最終戦争に勝った感じの話があって(この辺もうろ覚え)子供ながらに「なんじゃそら。無茶苦茶やん」と思ったものだが、今更ながらにこの音楽のもつ対精神攻撃のポテンシャルを考えるにつれ「さもありなん」という感じがした。
いずれにせよ音楽の力恐るべし。である。

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