最初で最後のカットアップ日記

余裕がないような気がするが、今それがなければいつ出来るというのか。
黄色いゴミ袋にしがみ付く愛らしいキャラクターが増殖し、腐敗臭はおでん君にジャンクションする。
無い物を指して「余裕」と呼び、あるはずの場所を指差して「余裕」だとあざ笑う。
カラスどもは無我夢中で繰り返し繰り返しおでん君にくちばしを突き立て、おでん君はその傷口から色とりどりなカラフルゴミを撒き散らす。
黒い塊がどんどん水を吸って大きくなり、そこに濃紺の雨が降り注ぐ。そこから生えるニガヨモギの芽は百の棘と百の毒を持ち、百の害虫どもを呼び寄せる。
ゴミ袋は歓声上げながら逃げ回り、猫は毛を逆立てて物憂げにゴミの中から這い出る。
追い立てられた緑の逃走衝動が勝利を収め、銛と水中眼鏡を掴んで走り出そうと身構える。
っとバロウズちっくに書いてみたが無理。
絶対脈絡あるもん。

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