スイッチ
2006年10月7日
某有名日記が一瞬読めたので九月分と十月分読む。
ちゃんと生きていたようで何より、そこで述べられていた、一周して戻ってきて年だけ取っていた。という感覚は良く分る。
その間に成長したり進歩していれば良いんやろうけど、そんなのは自分で言うべき事じゃないし、そうそう人間なんか変わるもんじゃない。
結局、徒労、焦燥、閉塞、そんな感覚だけが残る事になる。
野菜達に水をやり、自転車を時間をかけて洗い、銛先を研ぎ直し、音楽を聴きながら本を読む。
酢の物にして柔らかくなった蛸、煮凍ったイシダイのカマと兜のアラ煮にて獲った魚は完食。
ネットを巡っているうちに「佐藤初女」なる人の事を知り、いろいろ調べているうちに変なスイッチが入る。
こういうスイッチの入り方はなんか久しぶりで、こんなことでスイッチが入ることに驚き、自分が日本人であることを強く意識する。
西洋的な自我観とか精神観てなものは、実は自分自身にしっくりきていないのではないかと思った。