そうあるものどもについては、そうあるということの

この日も一日変わらずコード書き。電池切れのように仕事を終えて帰路につく。
この日は妙にくたびれていたのでソラリス君と遊ぶでもなく、本を読むでもなくダラダラ過ごした。こういう夜は音楽を聴くしかない。
火鉢でスルメと餅を焼き、炭火で手を炙りながらバッハを聞き、鉄瓶で沸かした白湯を飲む。ある方面から見れば味気ない生活とも言えるし、また別の観点からすれば満ち足りた生活とも言える。盛り上がりも盛り下がりもせず、代わり映えのしない金曜日であった。
何々と比べれば、という視点で物事を見て、特定の何かが劣っているとか優れてるかを判定するのはさじ加減次第でなんとでもなる。
比べる基準は上から下までほぼ無限大であり、比較で物事を見ようとすればするほど殆ど意味を成さなくなって来る。
で、何が言いたいのかというと、自分の今の生活が満ち足りたものであると思いたいという事である。

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