週の真ん中日曜日

今日も引き続き出勤だったにも拘らず、仕事前に図書館へ寄る時間があったのでやっとこさ本を受け取れたのだが、殆ど敵前逃亡や戦場放棄のごとく逃げるように帰ったのが日付が変わる頃だったので、優雅に本を読む時間などなかった。
『重力の虹』を図書館に丁寧に突き返し、ちょっとした開放感と惨敗間の入り混じった感覚を味わいつつも、借りてきた本の装丁を見て満足しておく。どいつもこいつも面白そうだニヤニヤ。
最前線で戦った訳では全くないのだが、それでもなんだか良くわからん疲れ方をして帰って来て、風呂に入りながら明日からまた新しい一週間が始まると思うとなんだか気の遠くなるような香ばしい感覚である。
この業界はなんと楽しい業界だろう。そう思った、週の真ん中の日曜日であった。

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