不毛のブートセクタへの旅立ち

今まで仕事で色々な用途の自家製ブートフロッピーを作ってきたけど、FDDがついていなかったり壊れていたりしているPCに対応する時に、そのブートフロッピーと全く同じ機能のブータブルCD-ROMがあればと思う事が時々あった。
過去に何度か一般的なライティングソフトでそのブートフロッピーのディスクダンプイメージを元にブータブルCDを作ってみたものの、なぜか起動するPCとそうで無いPCがあったりしてちゃんと作成出来たとは言いがたく「まぁ無くても良いかぁ」で済ませてきた。
今時フロッピーディスクってほとんど誰も使わんし、結局俺しか使ってないやん。レガシーに過ぎる時代遅れなデバイスに頼っててもイカンということで、今までブートフロッピー意外の起動手段は「あれば便利」なものやったけど、この日新年度に向けて仕事で「必要」な状況にほぼ自分で追い込んでしまった。
たとえ進歩を目指したものであれ、長年培ってきたノウハウと伝統の枠外の不毛の地に踏み出すのはとても不安である。しかもその中の世界がほとんど一人で構築してきたものであれば尚更出難い。
しかしながら、そういう風にすっぱり思い切れた自分にちょっと感心した日でもあった。

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