本読み期間に突入

最近映画ばかり観ていたけどそれもちょっとお休みして集中的に本を読もうと思う。この休み中にアウグスティヌスの『告白』を読破してエックハルトに入る予定やったけど、そんなに慌てて読むような本じゃないなと思い知った。
最近は本を一気に短時間で読むだけでなく、ゆっくりと読めるようになった気がする。
ゆっくり歩めばそれだけ道端の花も目に付きやすくなると言うものだ。
しかし、これほどまでの人間がこれほどまでに謙遜で清らかになれるのかと読めば読むほど感動する。
それに引き換え私の傲慢さと醜さはどうだろう?もう心底うんざりである。
前に読んだパスカル、今読んでいるアウグスティヌス、ちょっとチラ読みしたエックハルト、彼らが絶対の真理としているものは全く同じである。彼らが、真理と幸福を同時に求めてそこにたどり着いたと言う事は大きな意味があるように思える。真理と幸福がこの世の中にあるとしたら、そこ意外からは生まれないと彼らが断言している事は何かしらの真実のように思える。
結局のところ、私が求めているのもそれなのかもしれない。
それでも、自分に絶望するにはまだ早すぎる。もしかしたら、万が一にでも勝てるかもしれない。そういったものを自分自身の手で手に入れる事が出来るかもしれない。一度手にした銃は弾薬が尽きるまで撃たないとね。

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