新訳『カラ兄』を読み始める

昨日から新訳のカラマーゾフの兄弟を読み始める。
借りる時にホンマに期限内に読み切れるか?と弱気になったので1、2、3+5巻を借りた。
4巻が抜けているのはなぜだというご質問にお答えすると、本来は1、2、3巻だけ借りるつもりだったのやけど、5巻の「カラマーゾフ万歳」の大好きなシーンだけはどうしても読みたかったからである。ご理解いただけたであろうか?
ゾシマ長老のキャラにちょっと違和感があるものの、私の大好きな「無作法な会合」はいつ読んでも面白い。
フョードル・カラマーゾフが、普段はチキンなのに酔っ払って気が大きくなると、自分の独善を前提にして他人を一方的に罵倒して勝ち誇る悪趣味な様は、読者の立場としてはたから見ていると哀れみか嘲笑をしか誘わないけど、ミウーソフのようにいざ罵倒される方の当事者になってみれば結構当惑するものなのだろうなぁ。と人ごとのように想像する。
気付くととても遅かった、帰るにもお腹が空いていたので職場近くでご飯を食べた。普段余り喋らない人と話す事が出来て中々に有意義だった。

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