日記/雑記/妄談 1 1月 2013 思い残すことは無いかもしれない 今年も例年のようにウィーンフィルのニューイヤーコンサートをテレビで観たけど、これを観ていると世界は平和と善意に満ち溢れているように思える。 いやむしろ、これをそのような気持ちで聴いて観る事が出来ると言う事が平和の証なのかもしれない。 そのウィーンフィルを見ていると、クラシック音楽好きなら誰しもが憧れるその楽友協会、黄金の大ホールに、私は去年の半ばに実際に行った事を思い出す。 私はそこで観光客向けの[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 31 12月 2012 2012年のまとめ 2012年まとめ。 前半は「きのこ」 「きのこ」に開眼した。 見れば見るほど知れば知るほど奥が深くなる「きのこ」 見ても可愛い、食べても美味しい、探しても楽しい。きのこ可愛いよきのこ。 中盤は「ウィーン」 5月にオーストリアのウィーンに行った。 ナマで見たエゴン・シーレとウィーン楽友協会大ホールには感動した。 そして念願のベートーヴェン先生の墓参り[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 23 11月 2012 智のあり方 またしつこくジャンケレヴィッチの話だが… 先日『イロニーの精神』を読んで、その内容とは別にまたとても驚いたり感心したことがまだあった。 それは、彼の音楽から文学、絵画から哲学に至るまで様々な分野をまたがった多岐にわたる教養の深さだ。 それもただ知っていると言う知識レベルの話ではなく、自分を構成する1つのモノや経験というくらいの深度や密接さでだ。 いつでもネットに接続して調べものが出来る環境にいると[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 15 11月 2012 感情と感覚から身を守る場所 せめて一週間に一度くらいはブログを更新しようということで何か書く。 うん。ついこの間まで夏だったのに、気がつけばもう冬になろうとしている。 太陽が照りつける海で遊び、森でキノコと戯れ、家に引きこもってスマートフォンとアンドロイドを改造しているうちにいつの間にかあたりはすっかり寒い。 ほんの数ヶ月前は耐え難いほどの暑さだったのにかかわらず、もうすでにその感覚をすっかり忘れている。 一時は永続的な状況[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 4 11月 2012 風邪気味で本を読む 今日は風邪っぽくて一日寝たり起きたりを繰り返していた。 寝て目を覚まして少し本を読み、本を読みながらまた寝るというのを繰り返す一日。 いつの間にか休みの日は誰かと一緒に外に出掛けて遊ぶ。ってのが正しく理想的な休日の過ごし方だという空気が漂ってるけど、ひたすらひきこもって本読んだり音楽を聴くのも素晴らしい休日だと思う。 風邪を引いたり病気になっている時に本を読むと心の変な部分にヒットすることがある。[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 1 11月 2012 ブログとツイッターを分ける twitterをはじめてから殆どブログを書かなくなってしまい、代わりにTwitterへの一日のTweetを自動的にブログの記事として充填してきた。 でも、もうTwitterへのTweetとブログのエントリーはまったく別のものであると捉える事にした。 一日分のTweetは記事として取得することは止めないけど、それをブログのコンテンツとして利用するのは止めた。 TwitterでのTweetとブログでの[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 1 10月 2012 イカ釣れず、海カレーと花電車 以前から一度で良いからイカを釣りたいと思い続けていたのだが、先日海に行った時に海岸からエギを投げて立て続けに数匹のアオリイカを吊り上げている見知らぬオッサンを見て私の中の「ちょっと本気モード」のスイッチが入った。 ということで、イカの餌木釣り専用のエギングロッド、ポリエチレン製のしなやかで細くて強いいわゆるPEライン、さらには水中が見える偏光サングラスまでを買い込んで海に行って来た。 今回は海でカ[…] 続きを読む
いきもの 27 9月 2012 イルカとキャッチボールをする 先日「二見シーパラダイス」なる水族館に行って来た。 私は魚はやたらと好きなので水族館は大好きだが動物園にはあまり興味を感じないので、海獣メインのこの水族館もそれほど期待していなかったのだが、実際に行ってみるとめちゃめちゃ楽しく、もう間違いなく「パラダイス~パラダイス~!」だった。 巨大な施設じゃないけど、手書きPOPや手作りデコレーションが満載で、水族館で働く人たちの生きものたちへの愛やら楽しさが[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 25 9月 2012 恋する男サルトル(68歳) ハイデガーが自分の教え子であったハンナ・アーレントと長期間不倫関係にあったのがあまりにも有名な話である割には、 ハンナ・アーレントの存在や彼女との恋愛がハイデガーの思想にいかなる影響をもたらしたのかってのは語られることは全然無い。 ISBN-10: 4622070553 ってことで以前『アーレント=ハイデガー往復書簡』を読んだのだが、ハンナ・アーレントのハイデガーに対する崇拝ぶりと萌えっぷりに引き[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 20 9月 2012 区切られた夏が終わった やっと夏が終わり秋が来たような気がする。 この夏は本も読まずにひたすら遊びまくったが、それでも去年からうっすらと感じられた喪失感にも似たような変化がこの夏に決定な事実として現れたように思う。 「いつもは無い筈の何かがある」変化に比べて、「いつもはある筈の何かが無い」変化というのは気づきにくいけど物悲しく感じるものだ。 それは私の外で起こったコトであるけど、結果として私の中で現象したコトでもある。 […] 続きを読む