日記/雑記/妄談

キノコの夢 日記/雑記/妄談

キノコの夢

三メートルくらい幅のある川の水面から二メートルほどの高さの、すぐ横が山肌になっている堤防を歩いていたら、崖から張り出している立ち枯れた木に大量のマイタケ状のキノコがびっしり張り付いていた。 私は基本的に食い意地が張っていて、とりあえず何でも食べてみるのだが、キノコだけは知識不足のために手を出せない。 でも「これ食べられるのかな?」と思って周りを見渡すと、一転してあたり一面見渡す限りのキノコ。 草間[…]
妄想ネスト 日記/雑記/妄談

妄想ネスト

最近は思いつくひきこもり関連書籍をおおむね読み終わり、統合失調症の本を読みながら寝る事が多いせいか変な夢を見ることが多い。 夢の中で妄想を抱いているというのもおかしな話であるが、夢の中で見る電波系の妄想は現実としか思えないことが多くてとても気持ち悪い。 しかもその夢の中ではそれを妄想だと思う自分と現実だと思う自分が分離していてさらにややこしい。 統合失調症という病気は自分と自分の外の境目があいまい[…]
ホットでつめた~い罠 日記/雑記/妄談

ホットでつめた~い罠

なんてことはない自動販売機に見えるものの、よーくみると「ほっとレモン」が「つめた~い」欄に並んでる。 一見して形容矛盾にも見える「つめた~いほっとレモン」であるが、これを買うと「よく冷えたほっとレモン」が出てくるのか、ほっととつめた~いが相殺されて「ぬるいほっとレモン」が出てくるのか、あくまでもほっとはHOTということで「温かいほっとレモン」が出てくるのかとても気になるところ。 自動販売機の前で考[…]
サイケデリック絵馬 / 強欲絵馬 日記/雑記/妄談

サイケデリック絵馬 / 強欲絵馬

夜中にガラガラの伏見稲荷に行くのが好きである。 暗闇の中で常夜燈の薄明かりに延々浮かび上がる鳥居の列はこの世のではないどこかに繋がっているような気がする。 子供のころはクワガタ取りで来るのはとても怖かったけど、さすがにこの年になるとこのきりっとした空気が心地よい。 神社めぐりの醍醐味といえば、絵馬に書いてある願い事を読みながら人間の強欲さを笑ったり、願い事の無茶苦茶さに突っ込みを入れることであるが[…]
躁な人ごみ 日記/雑記/妄談

躁な人ごみ

そこら中で渋滞がえらいことになっているらしいので、車で出かけるのは止めて自転車で京都駅伊勢丹のラウル・デュフィ展に行った。 駅周辺も異様に人が多い。躁な人ごみを潜り抜けたあとの美術館「えき」の人の少なさと静かな雰囲気がやたらと心地よかった。 この人は顔料を透明にする薬品を共同開発するくらいで、「透明感」てのにやたらとこだわりがあったのだろう。晩年は油絵もパステルな水彩画のように明るく描く人だった。[…]
銛の的としての魚、三味線の皮としてのネコ、そして私 日記/雑記/妄談

銛の的としての魚、三味線の皮としてのネコ、そして私

「いらん子」として家に貰われて来たそこらじゅう故障だらけでだったサーブ君だが、数々の改造手術を施したお陰で「やれば出来る子」程度には生まれ変わった。とうことで休みになるとこのサーブ君に乗る機会が多い。出来の悪い子ほど可愛いというものだ。 先日、自動車用の工具を探しているうちに、はるか昔に買ったものの塗るのすら面倒臭くて放置していた「ガラコ」が発掘されたので、物は試しと戯れに窓に塗ってみた。 それか[…]
ひきこもり戦士による、ひきこもり戦争のための、ひきこもり塹壕戦 日記/雑記/妄談

ひきこもり戦士による、ひきこもり戦争のための、ひきこもり塹壕戦

最近「ひきこもりについての本」「ひきこもりだった人が書いた本」「執筆当初も執筆後もひきこもりの人の書いた本」、そして名も無きひきこもりたちの書くブログばかり読んでいる。 なんというか、最大限にカッコよく言えば、彼らは新しい価値を模索しながら、消えつつもあり生まれつつもある価値を死守するために、既存の価値に戦いを挑み、これを破壊せんとしているように見える。 もっとも、一番破壊されているのは本人である[…]
親密であるとは 日記/雑記/妄談

親密であるとは

電話ではあるが、久しぶりに某氏と話した。時間的に、距離的にどんなに離れていようとも、一旦話し出すとすっと隣り同士に立っている感じがする。深いバカ話というのは良いものだ。 数年に一度会うか会わないかの中学時代からの友人がいる。 昔は家が近いせいでしょっちゅう一緒に釣りしたりグダグダしていたが、当時はお互い家が近い上にお互いヒマやからこの仲の良さなんだと言い合っていた。 しかしながら今、どれだけ遠くに[…]
審議日和 日記/雑記/妄談

審議日和

「桜花」と大日本帝国海軍の作った世界唯一の人間爆弾とも言うべき、特攻航空兵器の名を関する店で、久しぶりにいつものヒトコト審議委員会京都本部のメンバーでもつ鍋を食べながら追加ヒトコトを採択した。 殆どネタ的に石川支局と東京支局に審議への参加要請を打電してみるも当然ながら不参加で残念(あたりまえか…) とりあえず委員長である私の独断で「ファイティング、ニモ」と「○っさんまっさん」のヒトコト追加は保留し[…]
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