日記/雑記/妄談 29 10月 2008 眠たい固有名詞 最近寝る前にル・クレジオの『歌の祭り』なる本をを読んでいるのやけど、これが妙に退屈ですぐに眠たくなってしょうがない。 今読んでいるところは延々とインディオ達の神話が書いてあるのだが、読みなれない見慣れない音の神やとか人やとかが出てきて訳がわからん。 昔、「Age of Empires II」ってゲームで、「我が名はクアウテモック。テノチティトランの鷲の戦士。」なるアステカの戦士の台詞があってちょっ[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 26 10月 2008 手篭めと試斬のインフレでござる。の巻 ISBN-10: 4091922422 先日から『カムイ伝』を読んでいて、あと5巻と6巻のみ見つけて読めば全巻読破とういことで古本屋を巡っていたのだが、不意に全12巻の『カムイ外伝』が2巻から12巻まで売っているのを発見してしまった。 「むむ…これを買うと収拾つかなくなるやん…しかも一巻無いし…」と迷う事0.5秒であっさり購入決定!買い叩いて帰ってきた。 という事で2巻から読み出したのだが、いきな[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 24 10月 2008 「一人ケルン・コンサート」でなく「延々とカデンツァ」 前日に寝すぎたせいで体中がギシギシする。仕事から帰って久しぶりにピアノの前に座り、無間地獄の如きバイエルの練習曲を練習する。 よくよくこの練習曲集は退屈だと言う話を聞く。しかし、私にとってはちゃんと譜が読めずに指が動かない自分自身にこそ退屈を感じる。 私にとって、大抵の問題は、相手が問題であったと言うよりも自分に問題があったと言う事が往々にして多いのだ。 今日はそのバイエルを程ほどにして、延々と思[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 23 10月 2008 パラドックスのパラドックス 仕事から帰ってひたすら寝た。 何通かのメールを送り、何通かのメールを受け取り、電気もつけたまま、コンピューターの電源も入れたまま、布団にもぐりこんで、今年村上春樹の代わりにノーベル文学賞を取った小説家の本を読む。 現代文明の中で生きる事に疑問を持った男が、インディオ達との生活で新しくて古い価値を知る話だったような気がする。 布団の中で本を読んでいたつもりが気付いたら寝ていた。 正確に言えば気付いた[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 22 10月 2008 「こやつ、やりおるわ」 最近ずっと『カムイ伝』を読んでいて、その中の登場人物の一人の台詞「こやつ、やりおるわ」というのが妙に気に入っている。 これは自分の方が上手だという含みを持たせながら、善戦する相手に余裕たっぷりに言う台詞なのであるが、これを事あるごとに頭の中で呟いている。 例えば、帰宅中の坂道の上りで私の自転車を電動自転車で追い抜いて行くおばちゃんに対して「こやつ、やりおるわ」、ご飯を食べていて中々つまめずにつるっ[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 21 10月 2008 みかんVS土偶 職場であまり熟れていなくてやたらと皮の硬いみかんを頂いた。 食べようと皮を剥こうとするも、先日爪を切った時にやたらと深爪にしていたので爪が立たず中々皮が剥けない。 うーみかんみかんみかん。と、みかん相手に必死の私、何とか手をベタベタにしながら半分ほど剥いたけどこれ以上は無理と言う事で、露出した実の部分に「えいやっ」と噛り付いたら、皮の部分が唇と歯茎にがりっとあたって痛いのなんの。 なんぼ皮硬いねん[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 13 10月 2008 ときめきスペランカーメモリアル 先日「メトロイド」をクリアした後、伝説のクソゲーである「スペランカー」に挑戦していたのだが、やっとのことで地下奥深くにあるピラミッドにたどり着いて財宝を手にした。 このスペランカーというゲーム、ご存知の方には説明するまでも無いほどの有名ゲームなのであるが、一応知らない人に説明しておくと、探検家である主人公が洞窟の奥深くの地底のピラミッドにある財宝を目指して探検するというものである。 まぁ、「インデ[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 12 10月 2008 「この橋渡るべからず」的良い訳 うちの車のボンネットと天井には、黄砂と良くわからない埃と水垢がこびりついていて、そこに近所のネコの肉球の跡が点々とついている。 ボンネットについた肉球の跡のプリティーなことプリティーなこと。 そういえば、この車はついこの間車検から帰ってきたのだが、今回のその前の車検の時以前から洗った記憶が無い。 少なくとも二回の車検を一度も洗車されずに通過する車と言うのは中々珍しいのではないだろうか? しかしなが[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 10 10月 2008 見ザク、言わザク、聞かザク 慈恩弘国なるお好み焼き屋に行ったのだが、噂どおりのお店だった。 10人で押しかけたので、店主のランバラル大尉に店の奥の別室「アバオアクー」に通され、連邦軍の制服を来た捕虜のフラウボウさんがお料理やらカクテルやらソフトドリンクやらを運んでくれた。 捕虜のフラウボウさんは、「座苦焼き」と「具腐焼き」が同時に運ばれてきて、我々が「どう違うねん?」と言っていた時には、こっそり「ザクとは違うのだよ!ザクとは[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 9 10月 2008 毎年この時期になると思いだされる村上春樹 今年も村上春樹はノーベル文学賞を逃した。きっと彼は「そうかもしれない日本の私」なる記念講演の原稿を書いて待っていたに違いない、あるいは、あえて空気を読まず「~~日本の私」以外のテーマで来たかもしれない。 はたまた関西生まれ関西育ちの彼の事であるから、川端康成の「美しい日本の私」、大江健三郎の「あいまいな日本の私」と来た次に壮大な三段落ちを持ってくる事も期待できよう。 何れにせよとても残念である。彼[…] 続きを読む