映画 17 6月 2009 映画:「スパイダーマン3」 / 通過儀礼としてのダークサイドとの戦い ASIN: B0022F6LZ4 シリーズ通してサム・ライミが監督のスパイダーマン3を観た。 前作「スパイダーマン2」の最期でスパイダーマンでありながらもちゃんと個人として生きることを決意し、愛する彼女と結ばれた主人公であるが、スパイダーマンとしての名声も、学生としての成績も申し分ない生活を送っていた。 ノリノリでイケイケの主人公と引き換え、主人公の彼女は仕事も上手く行かず、主人公とすれ違うように[…] 続きを読む
音楽 18 5月 2009 バッハ:「主よ、人の望みの喜びよ」 by ワイセンベルク / 公人として、私人としてのバッハ ASIN: B000CSUXZW 一昨日に「主よ、人の望みの喜びよ」は誤訳ではないか?正確には「主よ、私の魂の喜びである貴方よ」とでもすべきである。ってな事を書いたので、ついでにマイラ・ヘスではない「主よ、人の望みの喜びよ」の紹介。 この「主よ、人の望みの喜びよ」が入ったこのアレクシス・ワイセンベルクのCDはバッハ好きにはたまらない全曲バッハ構成である。 タイトルになっている「主よ、人の望みの喜び[…] 続きを読む
音楽 16 5月 2009 人の誤訳のグタグタよ 最近バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」のピアノ編曲版が聞こえてくることが多ったのだが、ふとこのタイトルの意味が良くわからないことに気づいた。 ASIN: B0007INZPC この曲で一番メジャーなのはこのCDやね。 「主よ、人の望みの喜びよ」ってのは「主よ、人の望み(があることは)喜び(です)」なのか「主よ、(あなたが)人の望み(であるのは)喜び(です)よ。」なのか。それともまた別の意味なのか?[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 12 5月 2009 プレデターが来た ブログを殆ど放置していていた。 色々な人を送り、色々な人を迎え、色々な人を祝った、四月終わりから五月初めであった。 直接的な意味で、色々な種と苗を植えた。 家にプレデターが来た。ネットで買ったのだが、届いてみて思ったよりでかくてビックリした。 最先端のテクノロジーを持っていながらも、生身の肉体でもって戦う事を至上の価値とする彼らは、何かしらの技術者にとって理想的な存在であるように思う。 ブログに書[…] 続きを読む
映画 23 4月 2009 映画:スパイダーマン2 / 素顔を晒しまくるヒーロー / オッサン化するスパイダーマン ASIN: B0001A7CZU 前作でスパイダーマンとして生きることを受け入れ、私人である事を犠牲にする覚悟を持った主人公であるけど、ニューヨークでのスパイダーマン人気が高まるのに引き換え、彼自身の生活はボロボロ。 スパイダーマンであることを優先するばかりに、大学、バイト、好きな女の子との関係、すべて上手くいかない。 自分がスパイダーマンであることに嫌気がさしつあるところに、主人公に愛想をつかし[…] 続きを読む
映画 22 4月 2009 映画:「スパイダーマン」/ 第2.5次性徴 / 蜘蛛男的教養小説 ASIN: B0009J8ESC 先日「ダークナイト」を観てからアメコミ原作映画って面白いやんということで、「スパイダーマンシリーズ」の三つを見た。 ということでまず「 スパイダーマン」(2002/米)の感想から。 一応「スパイダーマン」なるヒーロー物なので、それらしいヒーローな映画だと思っていたのやけど、メインストリームにいないオタ系理系青年の青春ラブコメ物語がどこまでも続いていて、「主人公がう[…] 続きを読む
映画 21 4月 2009 映画:「モンテ・クリスト伯 」/エデはどうした、エデは? ASIN: B00008NX3I アレクサンドル・デュマの同名の小説を原作とした「モンテ・クリスト伯 」(2002/米=英=アイルランド)を観た。 原作があまりにも長大な超大作なので、131分という時間に収まるのか?と思ったけど、かなり端折ったうえに原作と違う話になっていたけど、それでもなかなかいいバランスに出来上がっていた。 モンテ・クリスト伯アナザーストーリーといったところか。 物語の圧縮率が[…] 続きを読む
画像 15 4月 2009 土偶家のエリア88 最近エリア88を読んで戦闘機が好きになってきたので、思わず「チョコエッグ 世界の戦闘機シリーズ」をネットで買い込んでしまった。 大量にあるので、とりあえず、エリア88の主要メンバーの搭乗機で編隊を組ませてみたが、殿に一機だけ後方視野が抜群の変な機体が紛れ込んでいるぞ! 戦闘機でもなんでもないけど、ジェット推進力で進む生物なので、同じジャンルとしてV字編隊の後ろにおいてみたが、意外にしっくりきている[…] 続きを読む
音楽 13 4月 2009 「ブラームス:チェロ・ソナタ第1番&第&番」ジャクリーヌ・デュ・プレ、ダニエル・バレンボイム ASIN: B0001O3Y8K 最近よく聴くのはコレ、バレンボイムが妻である夭折の天才チェリストのジャクリーヌ・デュ・プレと競演した1967年録音のこのアルバム、「ブラームス:チェロ・ソナタ第1番&第2番」である。 ジャクリーヌ・デュ・プレって人は情緒的に感情的に演奏するタイプの人らしく、なるほどこの演奏を聴いているとそんな感じである。 新婚さんいらっしゃ~い。てな勢いで、天真爛漫に歌い上げてい[…] 続きを読む