部屋を片付けた 日記/雑記/妄談

部屋を片付けた

夕方から夜中にかけて部屋の片付け。部屋の掃除ではないところがミソである。 片付けるだけでほぼ四分の一日を費やすという事から普段の私の部屋の散らかりようが伺えよう。 三十も半ばになり、それなりに人間的な成長が見込まれようが、「部屋の片付け」から見ても一向に成長していない自分に気付く瞬間でもある。 部屋の片付けをしていると、目に付いた雑誌やら本やらをついつい読んでしまって一向に進まないことすら昔から全[…]
映画:「狼/男たちの挽歌・最終章」/性欲レス理想像様式美 映画

映画:「狼/男たちの挽歌・最終章」/性欲レス理想像様式美

ASIN:B00013F5G0 ジョン・ウー「狼/男たちの挽歌・最終章 」(1989/香港)を観た。邦題に「男たちの挽歌」が入っているけど、そのシリーズとは全く関係ない別物である。しかしながらこの映画をジョン・ウーの香港ノワールで一番だと言う人も多いらしい。 もうタイトルだけで恥ずかしいけど、内容もそれに劣らず恥ずかしい。ツイ・ハーク、ジョン・ウー、チョウ・ユンファとくれば内容はもう観なくてもわか[…]
映画:「ノスフェラトゥ」/ ヨーロッパ的に不気味で綺麗 映画

映画:「ノスフェラトゥ」/ ヨーロッパ的に不気味で綺麗

ASIN:B00005NO7G ずっと観たかったヴェルナー・ヘルツォーク監督、クラウス・キンスキー出演の「ノスフェラトゥ」(1978/独=仏)をやっとの事でレンタル屋さんでみつけた。 私の大好きなヘルツオークとキンスキーのコンビだが、1972年の「アギーレ・神の怒り」の次、1982年の「フィツカラルド」の前の作品ということになる。 「ノスフェラトゥ」とは吸血鬼の総称を指すルーマニア語源の言葉で、こ[…]
近所で見かけた黄色いもの。 画像

近所で見かけた黄色いもの。

先日黄色いペンケースを買ってその写真をアップしてから、「黄色」なるカテゴリを作ろうかと思った。 さすがにそれはやりすぎやと思ったけど、「近所で見かけた黄色いもの」の写真は面白そうなのでアップしてみる。[…]
我が家のオーディオ 生活

我が家のオーディオ

自己紹介のページに書いた、「ちょっとした自慢」の「結構立派なピュアーオーディオなシステム」を紹介して欲しいと言う方がいらっしゃいましたので喜んで紹介してみる。 オーディオマニアから見れば「わざわざ紹介するほどのもんか?」オーディオに全く興味の無い人から見れば「ハァ?」と言う感じの、定価で言えば50万円コースのシステムである。 とは言っても全てを中古屋さんで安く調達したので、実質数万円しかかかってい[…]
憧れのシマニョーロなホイール 日記/雑記/妄談

憧れのシマニョーロなホイール

オクで買ったカンパのオメガとラージハブのデュラで偽ピスト用のフロントホイールを組んだ。シマノのハブとカンパのリムなので一応シマニョーロだ。 ロード用のスモールハブに6本組みで使われていた4mmほど長いスポークを流用したけど特に問題なく、8本組みの4クロスは初めてやったけど特にややこしい事も無かった。結構固めのギチギチのセッティングにしてみたのだがどうだろう。 久しぶりやったけどホイール組みはとても[…]
『変身ほか (カフカ小説全集4)』フランツ・カフカ/池内紀 訳/手稿版

『変身ほか (カフカ小説全集4)』フランツ・カフカ/池内紀 訳/手稿版

ISBN-10:4560047049 昔からカフカといえば、難解な実存主義的な不条理文学であるという扱いで、意味が解らず小難しい文学者というイメージが一般的であるような気がする。 そういったカフカの暗く迷宮的なイメージの形成には、カフカを売り込もうとしてカフカの遺稿を整理して編集して発表した友人のマックス・ブロートの意図だけではなく、第二次世界大戦後にブームになるほどにもてはやされたきっかけとなっ[…]
逃げない自転車乗りは良く訓練された自転車乗りだ。 日記/雑記/妄談

逃げない自転車乗りは良く訓練された自転車乗りだ。

額を割って血痕がこびり付いていた自転車を洗った。思いのほか大量の血がついていて驚く。ハンドルを極短のフラットバーから最初に使っていたトラック用のドロップに戻した。これで見た目はまともな自転車になった。鉄むき出しのハンドルに少しバーテープを巻いてみた。 ポテトチップのように歪んだ前輪を見て何ともいたたまれない気分になる。怪我をしたのは私の慢心のおかげである。自転車は悪くない。と改めて思う。 額を割っ[…]
映画:日本のいちばん長い日/スピード感あるドキュメンタリー 映画

映画:日本のいちばん長い日/スピード感あるドキュメンタリー

ASIN:B0007W7GPS 先日の「血と砂」とセットで借りてきた岡本喜八の日本のいちばん長い日 (1967/日)を観た。 現場の前線の下士官と兵卒を描いた「血と砂」とはうって変わって、こちらは当時の日本の最高権力者達の物語であり、ポツダム宣言を受け入れて戦争の終結を決定した8月14日正午から、翌15日の玉音放送までの24時間の、政府首脳にとっての激動の時間を追ったドキュメンタリーである。 連合[…]
映画:岡本喜八「血と砂」/ジャズ魂 映画

映画:岡本喜八「血と砂」/ジャズ魂

ASIN:B000BVKFTE 「日本誕生」を観た後、立て続けに三船敏郎目当てで、岡本喜八の「血と砂」(1965/日)を観た。同名のスペインの話の映画もあるようやけど、それとは関係ない。 設定は前に見た「独立愚連隊」と良く似ており、中国大陸の北支戦線で敵に奪われた最前線の砦を、三船敏郎演じる人情味溢れる歴戦の勇者である曹長が率いる、武器を使った事の無い音楽学校を出たばかりの少年兵の13人、気の荒い[…]
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