映画 1 5月 2008 ヴェルナー・ヘルツォーク 「コブラ・ヴェルデ」 (1988/独) この間のチャッキーの呪いでCRTが壊れたので新しくSUNの液晶モニタX7137Aを買ったのやけど、この新しいモニタで始めた見た映画がこれである。 ASIN: B00005NO7H 19世紀末の奴隷制度が終わりを迎えつつある頃、アマゾンの奥地で緑のコブラと言う意味の「コブラ・ヴェルデ」と呼ばれて恐れられた白人の山賊が、資本家に見込まれて600人もの奴隷を有するプランテーションの管理人になり、雇い人の[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 30 4月 2008 長蛇の列/欲望/クラウス・キンスキー 次の日からガソリンの価格が上がると言う事で、何処のガソリンスタンドも長蛇の列だった。そんな車の群れの横を自転車で駆け抜けて行くのは一寸した体制への反抗気分でもある。 長蛇の列に並ぶと言う時間的な損失を金銭に変換して考えてみるとどれだけになるのだろう?こんな急激な物価上昇に見せかけた増税で暴動が起こらない国は平和だなぁと思う。 『カラ兄』を読み終わったので、しばらくはひたすら映画を観まくっている。と[…] 続きを読む
映画 29 4月 2008 「春にして君を想う」 (1991/アイスランド=独=ノルウェー) ASIN:B000197MOW 「春にして君を想う」を観た。三国合作と言う事になっているけど、映画の中の舞台もアイスランドで、オリジナル音声もアイスランド語であり、当然アイスランド映画と言う事になるのだろう。 「アイスランド映画」を観たのは恐らく初めてであるけど、この非日常が当たり前のように混入された静かで不思議な雰囲気がアイスランド映画なのだろうか?私の中でアイスランドといえばビョークなのやけど[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 28 4月 2008 パンを食べて時を想う。 毎日毎日代わり映えのしない日々を送っているといつの間にか時間が過ぎていっているような感覚になる。 時間てのは周期的に繰り返しているものではなく、一方向に不可逆的に過ぎていくものやけど、流れ去って行く中にも週やら月やら年といった周期的な区切りをつけることで、無限に発散してゆくだけであるはずの時間を周期的な切り替わりとして感じたり意識する事が出来ているのは中々に凄い事やと思う。 年末から正月にかけて、[…] 続きを読む
映画 27 4月 2008 トニー・スコット 「エネミー・オブ・アメリカ」 (1998/米) ASIN:B0009Q0JZ6 某毒舌紳士からフルメタルジャケットの換わりに貸してもらった第二弾のエネミー・オブ・アメリカを観た。 国家安全保障局の高官が、盗聴やら監視を合法化する法案に反対する議員を殺した現場をたまたま写していたビデオを巡って、一般市民の弁護士が陰謀に巻き込まれてゆくというもの。 流石に膨大な予算を使っている国家安全保障局というだけあって、一般市民相手に犯罪の濡れ衣を着せるわ偽情[…] 続きを読む
映画 26 4月 2008 「チャイルド・プレイ2」 (1990/米) / 「チャイルド・プレイ3」 (1991/米) ASIN:B00163IIT0 ASIN:B00163IITA ミッキーよりチャッキーということで、「チャイルドプレイ2」と「チャイルドプレイ3」を立て続けに観た。 2は1での2年前の事件で評判の落ちたグッドガイ人形の人気を取り戻すため、チャッキーの乗り移った人形を復元して問題がない事を証明しようとするけど、人形と一緒に復活したチャッキーは次々と人を殺しながらおもちゃ会社から逃げおおせて、虎視眈々[…] 続きを読む
映画 25 4月 2008 ヴェルナー・ヘルツォーク 「アギーレ 神の怒り」(1972/独) ASIN:B00005NO7E 私の生まれた年と同じ年に公開されたドイツ映画、ヴェルナー・ヘルツォークの「アギーレ 神の怒り」を観た。 インカ帝国を征服したピサロの探検隊は、アマゾンの奥地にエルドラドが存在すると言う噂を聴きつけて、1560年、ペールーの高原からアマゾンの奥地を目指していた。 行軍は困難を極め、退却か進軍かの瀬戸際で斥候と食糧調達のための40名からなる偵察隊が派遣される。その副隊長[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 24 4月 2008 アリョーシャの微笑み 帰って『カラ兄』を読む。現在4部の半ばも過ぎ。アリョーシャは既に僧院を出ており、ミーチャの裁判が始まったところぐらいである。 アリョーシャが色々なものに対して微笑む記述が出てくる度に、なんとも胸が締め付けられる。私も色々なものに対して微笑みを向けたいと読むたびに思う。 自転車に乗って切る風に、雨降りの空に、寿命を全うして壊れたモニタに、そして何よりも私と関わりのある全ての人に対して。 アリョーシャ[…] 続きを読む
映画 23 4月 2008 相米慎二 「台風クラブ」 (1984/日) ASIN:B00005L96G 先日「逆噴射家族」の工藤夕貴のぶっ飛んだ演技を観てこれはぜひとも彼女の代表作である「台風クラブ」も観とかんと!ということで観た。 何の変哲も無いように見える中学生たちが、数学教師の大人としての醜さを見せ付けられる事を切っ掛けにして何かが変わり初め、巨大台風が来るのを引き金にして日ごろの不安や抑圧された何やかやが爆発して狂気へと突入する。と言うもの。 1985年の第1[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 22 4月 2008 チャッキーの呪い 数ヶ月くらい前から家のCRTのモニターが使用中に「バシッ」と電源が一瞬切れて直ぐにつくような事が起こっており、そろそろ壊れそうやなぁと思っていたのやけど、先日丁度「チャイルド・プレイ チャッキーの種」のエンドロールあたりで「バシバシバシッ」と数回フラッシュした後に電源が切れて二度と入らなくなり、完全に壊れてしまった。 壊れたと言っても壊れ方からどうせコンデンサかFETが焼け切れたぐらいの話やと予想[…] 続きを読む