ソラリス君、人災など気にしないでござるの巻
この日も前日に引き続き体がだるい。
家に帰って早々に葛根湯を飲んで布団にもぐりこんで本を読んでいると、突然土偶サーバーのあたりから「ピピピピピ…」という電子音が。
サーバーに電気を供給しているUPSがバッテリー異常の警報を発していた。土曜日ににも同じ警告が鳴ったものの、いつの間にか警告が止んで忘れていたので、この際バッテリーのチェックをしようとテストボタンを押すつもりが、何をトチ狂ったのかおもむろに電源ボタンを押してしまう。
当然UPSの電源が落ちて、土偶サーバー、スイッチ、コンソール端末と土偶ネットワークの基幹システムが一瞬にして電遮断。あー!一番やったらあかん事をやってしまった…
やっちまった感にがっくししながらも、もう電源落ちてしまったんやし…とUPSのテストを電源入れるところから数回繰り返し、特に問題は見られないのを確認する。
あの警告は何やねん…やっぱり機械は信用できん。というよりもいきなり電源ボタンを押す自分こそ信用できんやん…
一通りのUPSのテストを終えて「ファイルシステム壊れてませんようにナムナム」とつぶやきながら土偶サーバーにコンソール端末を繋ぎ、こわごわ電源を投入。
とりあえずは順調に起動する、でも、ホスト名が表示されたあとのファイルシステムのチェックがやたらと長いような気がする。もうどきがむねむねである。むむむ…
とりあえずコンソールにログインして、ログやらプロセスやら見る限り特に問題なく起動してちゃんと動いているっぽい。fsckも問題なし。さすがsolaris。ジャーナリングファイルシステムは伊達じゃない。
solaris7以降の人は mount option に「logging」を指定しておこう!!
人的災害が一番危ないと言うのが良くわかった日だった。
そういうわけで安心するととたんに眠気が襲ってきたので、お子様のような早い時間に寝た。