土用の丑イヴ/多重人格探偵サイコ

「土用の丑イヴ」ということでウナギを食べた。
よくよく考えると鰻丼っていうのは鰻が美味しいのか出汁が美味しいのか解らなくなってくる。
「つゆレス鰻丼」でも駄目だろうし、「つゆ丼」に至ってはすでにどんぶりですらないだろう。
体で感じるべきものを頭で考え過ぎてしまうと何がなんだかさっぱり解らなくなるのであった。
鰻丼を平らげた後、『多重人格探偵サイコ』を貸してもらったので一気に読んだ。
読んでから気づいたのやけどまだ完結してないんやね。むぅ。続きが気になる。
でもこうやってまとまった量のマンガを読むのも久しぶりやなぁ。
最初の方は猟奇的家畜人ヤプーな変態さんが次々と出てきて「うひょー」と喜んでいたけど、話が進むにつれまともな奴ばかり出てくるようになったのでちょっと不満。おらーもっと変態出さんかー
しかし一気に読みすぎてストーリーがまったく理解できていない。


『多重人格探偵サイコ』の「多重人格」とは「探偵」に対する修飾語としては中々無難なところで「探偵」としての資質をある程度増長している印象を受けるけど、ほかの色々な職業ではそうは行かないだろう。
例えば、「多重人格ネットワーク管理者サイコ」はちょっとパンチに欠けるなりにちょっと不安を感じるし「多重人格消防士サイコ」あたりでちょっとヤバそうな匂いがするし。「多重人格水道検針員サイコ」となるとかなりたちが悪そうな雰囲気がする。
逆に「探偵」の修飾語としては適当でない言葉もあるわけで、例えば「パニック障害探偵サイコ」や「社会恐怖探偵サイコ」とかなるとただ可哀想なだけやし、「過食症探偵サイコ」「露出症探偵サイコ」となると探偵と関係ないやん。という感じであろうか。
とか思った土曜の丑宵山であった。

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