ゲシュたる春

一旦崩れだすとそれを押し留めるのは非常に難しいのは何事も同じ。
毎日更新を続けていたこのブログも、その均衡が崩れて一気に更新頻度が少なくなった。
結局、何かを表現すると言うことは、未分化の状態に留まっていた何かを言葉でもって限定してしまうことなのだろうか。
実体化していなかった何物かを言葉でもって現実のものとしてしまうことなのだろうか。
しかし、一方で鼠は「問わず語らずに理解し合ったって何処にもいけやしない」とも言っている。
当たり前ではあるが、言葉に出して良くなる事もあれば悪くなることもあると思う。
それでも、言葉に出して悪くなるようなことが、果たして言葉に出さずに良くなる事があるのだろうか?とも思う。
今更ながら、世界にはありとあらゆる対立概念に満ち満ちていると改めて思う。

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