基次郎、大ショック
2006年3月27日
職場の送別会で四条に行ったのだが、今更ながら丸善が無くなっているのに驚いた。
無くなるとは聞いていたけど、実際丸善のあった場所に巨大カラオケ店が入っているのを見るとやっぱりちょっとショックやね。
まぁアマゾンなんかが出来てきて「丸善」の存在意義のようなものは無くなってきたから、時代の流れと言えばそうなんかもしれん。
本好きであるとはいえ、洋書を買う事も無いし、丸善にステータスを感じる世代でもないけど、それでも一つのシンボルが無くなったような気はした。
あくまで丸善自身の採算を度外視した上での話やけど、あの場所に丸善があるよりカラオケ店がある方が望ましいと考える人間が多いという事なのだろうか?
「街」と言うのが「様々な欲求を満たす場所」ではなく、「特定の方向の欲求のみを満たす場所」になりつつあるように感じたり感じなかったり。
この間四条に行った時も感じた事やけど、世界がより極端な形で「住み分け」の方向に向かっているような印象を何となく受けた。何となくやけど。