フライ用品を買い叩く

夏休み一日目だが、完全休みというわけではなく家の仕事の助太刀。
仕事回りの運転手を勉める為に車に乗ったのだが、高校野球のせいで「夏休み 子ども科学電話相談」をやっていなかった。
ちょっと残念やったけど、待ち時間中に釣具屋を巡る。
スーツを着てカバンを下げたサラリーマンが釣具屋で放送されている「釣りビデオ」を食い入るように見つめているのがなんとも哀愁が漂ってて良い感じ。
ハッと気づけば俺も「釣りビデオ」を凝視する「営業サボり中のオッチャン」の群れに混ざっているのに気付き、「俺は違うねん。俺は違うねん。」と自分に言い聞かせる。


で、某釣具屋が自社ブランドのフライフィッシング関連製品の取り扱いを止めるような雰囲気で、在庫を投げ売りしていた。
25本セットのフックに26円の値札が付いていて値札の付け間違いかと思ったけど、本当にこの値段のようで、大量に買い込んできた。
恐らく一生分のフライが製造できるであろう。
その他にも、ハックルプライヤーやハーフヒッチャーのセット、ウィップフィニッシャーなどのタイイング用品も100円とか180円とかの捨て値だったのでこれも購入。
今までハーフヒッチャーはボールペンの先で、ウィップフィニッシャーはスポークを曲げたのを使っていたのだが、やっぱり専用工具は使いやすいやね。
そういう事でこの日もフライを大量生産。
細かい作業で何個も同じようなフライを巻いていると変にトリップしかけるが、そこに突然ダイモンが「ウエットースーツを買え。」と囁いたので決心し、ウエットースーツを買う事にする。
「俺のエラい人」と呼ばれているダイモンは、タイ行った時や外で遊んだ時に「これ食べても(飲んでも)大丈夫」という感じの事を教えてくれる場合が多かった。
俺の中のダイモンは古代ギリシャの某哲人のそれとは違って、「何かを止めてくれるタイプ」ではなく、「何かを勧めるタイプ」のようだ。

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