精神的負荷もロードバランシング

やっと金曜日。
調子よく機嫌よく予定通り働き、もう今日は何事もなくまったり終わるか?というところで障害発生。
影響範囲が全windowsネットワークに及ぶも、こんなこともあろうかと夏休み中に仕込んでおいた機能が功を奏して、ユーザーサイドではすぐに復旧。
現象を確認して10分以内で仮復旧させるとはシステム管理者冥利に尽きるというものだ。
しかしながらこの「10分以内」のサービス停止期間を0秒にしたい。
ロードバランスとまではいかなくても、動的に優先順位を変化させるようなモジュールを実装してみようという気になってきた。
手塩にかけて作ってきたシステムが飛躍的に進化ようとする予感は何とも心躍る。
ちょっと誤解を招きそうな言い方やけど、何とはなしに良い意味での進歩史観的な雰囲気がそこにはある。


障害が起こって始めて気づくことがある。そしてその障害を切り抜けたからこそより高い次元に進もうという気にもなる。
別にただのサーバー障害から人生訓引き出すつもりはないが、少なくとも、仕事中だけは前向きな人間であるような錯覚に陥る。
たとえ限定された範囲内であっても、自分が前向きな人間であると思える瞬間があるのは気分の良いものである。
こういう風に自分を見るやり方というのに慣れないといけないのだと最近思うようになって来た。
人間勝手に変化するものでないし、変わろうとする意識なり意思は変化の必要条件であるけど、十分条件ではないことがおぼろげに見えてきたような気がする。

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