書は捨てないで街に出てみた

金曜日に連休なんか嬉しくも何とも無いとか書いたけど、好きな事だけに時間を使えるというのはやっぱり嬉しい。
天気も良かったので昼前からピスト君に跨って図書館に行って本を借り替え、その足で街に繰り出す。
ピストで街中を走り回っていると、ハンドル幅が狭くホイルベースが短く車重が軽いせいか意外に小回りが利く。さらにハンドルのドロップ部分に何もついてないので、ガードレールや冊にひょいっと引っ掛けられるのもかなり便利。
見た目にしてもフレームもステムもリムも薄くて細くて上品。ぶっといカーボンフレームで仰々しいディープリムにつきもののいかにもって感じの下品さが無くて良い感じ。
田園風景が似合いアップダウンに強いロードや、未舗装道路なマウンテンと違って、ピストは性能も見た目からも都会の乗り物やなというのがわかる。
それにトークリップはちゃんとした靴もで乗れるからやっぱり良いやね。ピストがオサレアイテムになっとるのも判るような気がする。
服屋や靴屋を巡り、文房具屋を巡り、カフェで図書館で借りた本を読み、本屋を巡り、LOFTを冷やかし、なんかこういう時間の過ごし方は久しぶりだ。我々の時代の健全な中高生が行ったデートのようだ。
平日で人も少ないせいで、店員さんもちゃんと相手をしてくれるし、モノも見やすく、人口密度の低い街は心地よい。
絵に描いたような「四条でブラブラ」っぷりであった。

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