私の知らない世界

前日の寝る前に、解離性障害に関する本、『解離性障害―「うしろに誰かいる」の精神病理』を読み始めた。

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一般的な精神的な病に関する本はある意味で「怖い」のだが、この本は「解離」に良くある症状、鏡に映っている自分は自分じゃないような気がする、鏡を見ると自分の他に誰かが写っている、窓の外や押入れの向こうやドアの向こうに人の気配を感じる、眠りつこうすると誰かが忍び寄ってくる気配がする、といったような症状の描写が妙に怖い。

この類の事柄をオカルトとしてオカルト好きな人が語っているのを聞いていても、話の中に潜在的に込められている霊だとか前世だとか怨念だとかいったオカルト的な解釈とか価値判断にまったく共感できずまったく怖いと感じないことが多いのだが、この本では書状がどのように感じられるかだけを主観的に書いてあり、それを読んでいてむやみに怖いまま寝たのだが、朝方に震えながら起きた。

勝手に体がガタガタ震えて、なんか私にも怖いことが起こったのかとビックリしたのだが、単純にタオルケット一枚で寝ていて寒いだけだった。

寝ぼけたまま掛け布団を引きずり出して潜り込んでぐっすり寝た。

いや~秋ですねー。

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