夏の終わりの、遠すぎる

あまりに暑くて目が覚めると太陽は既に南中して昼も大分過ぎていた。
暑さで起きるという目覚めの悪さと、起きた時間の遅さでちょっと嫌な気分になりつつも、部屋の中の異様な暑さにもかかわらず、なぜか夏の終わりのような雰囲気が漂っており、不思議といえば不思議、微妙といえば微妙、ついでに言えば苦行のようでもある。
夕方から自転車に乗って出かけたのだが、それが無ければ本当に苦行のような日曜日だったに違いない。
自分自身に対して持つイメージと人から見た自分の姿のギャップに驚くことが、現時点での自分像と目指すべき方向性の修正に役立つのやろうけど、結局その自己像も自分という他人から見た自分の姿であるわけで、自分自身で自分をちゃんと理解することすら難しいねんから、やりたいようにやったりなりたいようになるのはもっと難しくてしかるべきであるという事にしておこう。
何かを目指すこと自体は全く大したことではないし、目指すこと自体は難しくもなんとも無いし誰にでも出来ることである。
しかし、目指す先がとても遠くて難しく苦難の道のりでしかないなら、何かを目指して努力なり我慢すること自体にそれなりの意味がある。とそう思うしかない。まぁあくまで「それなり」やけど。

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