夜半から雨

激しい雨の中自転車を漕いで帰宅する。このくらいの雨でも今の気候なら「気持ち良い」と感じる部類に入るけど、これが冬なら泣きそうになりながら帰る羽目になるところである。
季節や時期の違いで同じ刺激でもまったく正反対のものとして捉えられるわけであるし、晴れた日は当然楽しいけど、雨の日も楽しみがあるわけで、なんとも世の中は不条理と二律背反に満ちている。
激しく対立する二律の狭間で自分の分裂を意識しつつも、その分裂をどうすることもできないのは、自分の中にある分裂が特殊なものでなく標準的なものだとみなす契機にする意外に無いではないか。と開き直りかけた、雨の日の火曜日であった。

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