午後休

午後休ということで昼から古本屋を巡るも、目当ての本は見つからず。
それでも、暑くも寒くも無い丁度良い気候の中を自転車で走り回るのはとても気分が良かった。
昼から崩れると云われていた天気も何とか夕方まで持ちこたえ、小雨が振り出したところで家に帰る。
音楽をかけながらひたすら本を読む。世の中の複雑さに比べて、本の中に展開する世界や人間はなんと分かりやすいことか。
と考え出すのが良くない徴候であるのは経験的に理解しているけど、そう思うものはしょうがない。感情を抱くこと自体を制御できるわけではなく、ただそれを表に出してしまわないように制御できるだけである。ある種の危うさを美とする視点そのものが危ういような気がした。
様々な事を引き起こすと思われる根本的な原因の問題そのものについて直接的に切り込む。というと聞こえはいいけど、逆に言えば実際的に何かしら特定の具体性のある問題について考えるととても精神的にキツいので、その問題が起こりうるための条件であるとか前提を問題にして抽象的に考える。とも言える。
批判する時は後者を、擁護する時は前者を使えば良い。

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