映画 2 3月 2008 ネタばれの予兆 ASIN:B000HOL87I オーメン4を観た。前作までの「悪魔の子」ダミアンは登場せず、同じく悪魔の子「ディーリア」なる女の子が登場。 ダミアンの女の子版という事で私としては「ダミ子」と心の中で呼んでいたのだが、「悪魔の子」というよりはただの「いけ好かない嫌なガキ」だった。 最後の最後でどんでん返しというより伏線も何も無い滅茶苦茶なオチのつけ方でびっくりである。 映画全体としてはオーメン1に2[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 1 3月 2008 三月初めの日 山田晶氏が死去、『アウグスティヌス講話』、アウグスティヌスの『告白』の翻訳と最近氏の本を読む機会が多かった。「しかし、現実にわれわれ被造物の立場からいいますと」ととてもステキな言葉を書く、行間からそのお人柄がにじみ出るような人だった。 早く、山田晶訳のアウグスティヌス『告白』の感想書かんとねぇ。 昼過ぎから古本屋、電気屋、服屋さんを巡って、午後から飲み会に参加する。 全然サプライズじゃないサプライ[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 29 2月 2008 二月終わり 二月最後の日であったが結局予定していたコードの正規化の仕事は完了しなかった。三月に入れば全く別の仕事が待っているのでこの件はしばらく保留という形になる。悔しいし徒労感もあるけど、いたしかたない。 今になって思えば私が一人の友を失ったと言うのは私の傲慢が原因であるからだろう。巻き添えを食ったと言えなくも無いけど、全ての橋が焼かれたのではなく、特定の、私が渡る事の出来ない橋はまだ残ってるのだ。 結局の[…] 続きを読む
映画 28 2月 2008 ミヒャエル・ハネケ 「ベニーズ・ビデオ」(1992/オーストリア=スイス) ASIN: B000JVS58Y この間ミヒャエル・ハネケのデビュー作である 「セブンス・コンチネント」を見てとっても怖かったのだが、続いて彼の二作目の監督作品である「ペニーズ・ビデオ」を見た。 何でも前に見た「セブンス・コンチネント」とこの映画、そして次の作品である「71フラグメンツ」とあわせて「感情の氷河化三部作」と呼ぶらしいのでとりあえず見とこうか。という感じである。 ストーリーは裕福な家庭[…] 続きを読む
趣味 27 2月 2008 薄くて軽くてポップで黄色なストイック アドエスを心置きなく無茶できるようにW-SIMを差し替えて使うための「nico」っていう電話を某オークションで買った。 カメラもなくWEBも画像も見られず、添付されたファイルは問答無用で消され、当然のようにイヤホンジャックも赤外線ポートも無い、電話とメール以外の機能を完全に削ぎ落としてある。 土偶父にこの端末を見せたら「年寄り用のやつ?」と言ったくらいにシンプルでかつストイックな端末である。まぁ[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 26 2月 2008 平和(ピンフ) 水を被ったごとくに頭を濡らして股から膝にかけて見事に裂けた雨合羽の間からスーツを覗かせ、初めて会うレディーの前に自転車で雨の中を颯爽と登場する漢にときめかずして何にときめくと言うのだろうか。 それに引き換え殆ど初めてちゃんと喋るレディーに対して、城への思いと図書館への思いをそれぞれにテンション高めで熱く語るおっさん二人はさぞかし暑苦しかったに違いない。久しぶりに食べるのを疎かにするくらいに喋りまく[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 25 2月 2008 三兎を追って二兎くらいは捕獲したい なんだか今日も良く働いた。ずっと独りでキーボードと格闘していて、はっと気づいた時には誰もいなかった。 自分からやり始めたコードとロジックの正規化と言うか標準化と言うか書き換え作業やけど、これは将来的なシステムの拡張に備えて「やっておいた方が良い(かもしれない)」レベルの仕事であり、どちらかというと特に今しないといけない必要があるわけではない。 当初の予定では既に今頃は終わりが見えてきているくらいだ[…] 続きを読む
映画 24 2月 2008 オタール・イオセリアーニ 「蝶採り」 (1992/仏=伊=独) ASIN:B000EULVJK オタール・イオセリアーニの「蝶採り」を観た。 フランスのどこかの城のある片田舎、車椅子に乗ってシングルアクションのリボルバーで蝋燭や空き缶を撃つのが趣味の城の主である老婆と、弓矢で池の魚を採り、教会でオルガンを弾き、トロンボーンが趣味のいとこを中心に、ちょっと変わった村人の日々の生活が綴られる。特に何が起こるわけでも無いのやけど、 町並みは綺麗やし皆自転車乗ってるし[…] 続きを読む
映画 23 2月 2008 オープン・ウォーター(2003/米) ASIN:B000A16D2S かなりの低予算の割にかなりヒットしたらしいオープン・ウォーターを見た。 タイトルの通り、ダイビング中に周りが海しか見えないオープンウォータに取り残されたカップルの物語で、パッケージ通り恐怖のメインとなるのは「サメ」である。 伏線通りにサメを呼び集めるような行動を繰り返して、気づいた時にはサメに取り囲まれている。そんな感じの話がテレビの再現ビデオのように続く。これは中[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 22 2月 2008 我々がホルモン焼きを食べる様は力尽きたシマウマにハイエナが群がるかのようであった 仕事後に自転車ブラザーズとその妹の三人で自転車に乗る。 トレインを組んで走っている途中にかけたアタックに誰も反応してくれなくてちょっと寂しかった…しかし自転車で走っているだけで妙に楽しい。 我々三人の自転車も服も中々決まっているではないか。そのへんの他を寄せ付けない雰囲気のメッセンジャーカルチャーショックな人々に負けてないぞ。このあたりの熱すぎず冷たすぎずなスタンスが(まぁ俺は熱すぎるかもやけど)[…] 続きを読む