本 17 3月 2007 ポール クルーグマン 『クルーグマン教授の経済入門』 (訳 山形 浩生 ) ISBN:4840200017 この間の某銀行レディとの会話と上司との対話でちょっと経済に興味を持ち始めたところで、やたらと評判の良い、しかも山形浩生がべた褒めして翻訳までしているこの本を読んでみることにした。 著者のポール・クルーグマンはその筋ではとてつもない著名人であり、スタンフォード、MIT、プリンストンの教授を歴任し、大統領経済諮問委、IMF、世銀、EC委員会のエコノミストを務める、ノーベ[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 16 3月 2007 卒業した君へ / 戦え欝と戦うな 卒業式ということで仕事は休みだったが、朝早く起床して昼までコードを書く。 早い目の昼食を取って友人と卒業する面々を見送りに職場へ行った。 この場所でのこの繋がりをもつこの世代の最後の生き残りである我々である。 今まで彼と何人の卒業生を見送ってきた事だろうか。後になればなるほど、見送ってくれる人が少なくなるなと、ふと思う。 自分が卒業した時の事を思い出し、あの時と比べて自分がどれほど進歩したのだろう[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 15 3月 2007 人外魔境の巨神兵はバケモノか!? 外部の会社の人と、ミーティングというか会議というか、話し合いというか意思確認というか、とにかくそういうのが8時間続いてもフーンな私はドMに違いない。 国会の牛歩でももっと早くおわるやろうと思うが、揉めた訳でも押し問答になったわけでもなく、自分の人生と生活に関するあれやこれやもこれくらいにサクサク決まれば気持ちいいだろうなというくらいにサクサク進めてこれである。 一般企業の中でも飛びぬけて人間扱いさ[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 14 3月 2007 πの日は白い 今日は3月14日ということで円周率のπ(パイ)の日らしく、あー目出度い目出度い円周率である。(謎 円周率は3.14159265...と無限に続く超越数であるってのは誰でも知ってるけど、考えてみれば、直径が1メートルの円を作ったら、その直径は円周率*1メートルの長さになっているわけで、その円周の正確な長さは超越数なのでπ(パイ)としか言えずに、書き記す事も測り切ることも出来ないってのは激しく違和感が[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 13 3月 2007 めんこい、車輪がついてない 考え出すとキリがないこと、いくら考えても無駄な事、この二つは似て非なるモノであるけれど、当事者にとっては殆ど区別のつかないモノでもある。 どちらも無限ループやら堂々巡りに陥っている点では全く違いはないとも言えるけど、キリがないところにキリをつけ、無駄に見えることを無駄に終わらせない着地地点を見出すのが精進であると思う。 着陸地点ということで思い出したけど、この日、飛行機が胴体着陸してその模様が中継[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 12 3月 2007 ソフト苦行ライト この日図書館に予約した本が届いていたけど、仕事帰りに行きそびれて15日までお預け。うむぅ。 しょうがないので『重力の虹』を読む。まるで苦行のようだ。 苦行のようではあっても、何処へもたどり着けないのが残念なところであるが、それでも生きる事の困難さに比べれば、この本を読む程度の事など何ということはない。 火山の火口に住むバクテリアやマリアナ海溝に住むヨコエビが苦行しているようには見えないのと同じよう[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 11 3月 2007 「ラリホー」の書 もうずいぶん前から、かれこれ二週間以上『重力の虹』を読んでいるけど上巻の半分も読めていない。 10数ページ読むたびに激しい眠気に襲われて気がつくと寝ている。というのをもう何回も繰り返しているせいでまったく先に進まないのである。 既にストーリーも殆ど忘れかけ。というか、この本にストーリーがあるのか?ストーリーを追う事に意味があるとはとても思えん。 文章を一文だけ取り出して読んでみるととても良い感じな[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 10 3月 2007 スローなだけにしてくれ 昼前に起床して、ブログを書いたりご飯を食べたり風呂に入ったりしたのちに図書館へ向かう。 上下巻で借りていた『重力の虹』の下巻を返却して上巻の延長手続きをした。 二週間かかって上巻すら通読できないとは何ともいえない屈辱であるが、英語圏でも最大級の小説であり「読めない小説」の代表格とあらばしょうがないと納得しておく。 返却されたばかりの本が置いてあるワゴンにターシャ・テューダーの庭の写真集がおいてあっ[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 9 3月 2007 串串串 五人でLANケーブルを拭いている時に、車輪の発明やサルが芋を洗うといった文化革命や文明の進歩の瞬間を目の当たりに経験した。自己の存在を揺るがすかごときの大発明であった。 仕事後に食べ会の為に街に繰り出す。中学時代からの友人が勤めている会社の店の前を通り過ぎ、奴のことを考えていると信号待ちでその彼に肩を叩かれてびっくりする。人生満更捨てたものではない。変わらない事がここにある。 いつもの友人たちとい[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 8 3月 2007 「カジュアル捏造」と「情報操作」 良く勘違いされるようなので但し書き程度に書いておくと、私はブログに何か何までホンマの事を書いているわけではない。 何かを一つの事をきっかけにある事無い事、無い事ある事を適当に喋り散らしているだけで、真実の度合としては「カジュアル捏造」ぐらいのレベルであると思っていただけるとありがたい。 面白みの無いところに面白みを注入しようと勤め、毒まみれの事物の毒気を抜き、一グラムの金を疊一疊に広げるといった具[…] 続きを読む