日記/雑記/妄談 25 8月 2006 はじめにロゴスが? 「言葉で表された何か」ってのが表している(と思われる)意味をそのままで信用してしまうのは結構リスクが大きいのではないか?と思うようになってきた。 一つの事に多面性があるとか、言葉は記号であるとかそういう事じゃなくって、言葉はただ言葉であって本質ではないと言うくらいの意味で。 言葉自体は非常に不安定であるから、ちゃんと正確に意味を伝えるのは非常に骨が折れる。 今まで性格的にも傾向的にもやたらと言葉に[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 24 8月 2006 逃避的代償的プラシーボ旗印 最近昼ご飯をオニギリだけにしているのでお腹の具合が非常によろしく、変に平坦な気分が持続している。 肉を食べないと攻撃的な気分になる事のが少なくなると言う迷信は本当かもしれないと思い、プラシーボな自己暗示を二重にかける。 仕事帰りに閉店ギリギリに行きつけの自転車に飛び込み、タイヤを買い込む。 夕食後、明らかにサイズが合っていなかったマウンテンのタイヤチューブを2本交換し、パンクしないのが不思議なほど[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 23 8月 2006 夏の終わり 最近セミの死骸がやたらと目につくし、夕方頃になると何となく秋の予感を感じるようになった。 梅雨明けが遅かった代わりに夏の終わりも遅いと言う事はなさそうで、着々と季節が流れているのを感じる。 去年は夏が終わりそうなのを感じると異様にブルーになったけど、今年は特にそんな事はないようだ。 というよりは、夏が終わる前からブルーになっているのでこれ以上ブルーになりようがないと言えばそうかもしれないし、夏が終[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 22 8月 2006 伸び縮みものさし 我々は鬱になったり躁になってはしゃいだり、悲しんだり喜んだりを繰り返しながら毎日を死なずに生き抜いており、概してそういう状態を「日常」などと呼んでいるわけである。 しかしながらそういう「日常」が危うい基盤と奇跡的なバランスの上に成り立っている事も、当たり前と言えば、当たり前であるし、ほんのちょっとした事でその基盤は崩れてバランスは狂い、「日常」が完全に崩壊することなど良くある話だ。 またそういう脆[…] 続きを読む
本 21 8月 2006 グイン・サーガ 109巻 いつの間にか発売されていたらしく、仕事帰りに買って夕食後に読んだ。 後書きで作者自身が言っているように、作者自身が楽しんでいるのが伝わってきたし、読んでいる方も楽しかった。 この本を読むのは高校前からの習慣になっているので、読むとやっぱり時間が流れているのを感じる。 この世とまったく違う時間が流れ、全く違う人たちが生きているのを感じられる世界があるというのは良いものだ。 現実にあるはずのどこか他所[…] 続きを読む
生活 20 8月 2006 チヌ尽くし、土偶鉄工所 昨日の夜ラーメンを食べてもお腹具合が大丈夫だったので、昨日突いたチヌを食すべく朝から料理に励む。 刺身、霜皮造り、湯引き皮と肝臓のネギ醤油和え、カマと兜の塩焼き、潮汁、黒鯛茶漬け、アラ炊き、アラ味噌汁と思いつく限りのものを作る。 作っていないのはカルパッチョと鯛飯くらいか。 活け締めと血抜き処理済みなので臭みは全くなく、一日置いたせいで刺身の歯ごたえはイマイチなものの、旨味が出てきている。夏という[…] 続きを読む
いきもの 19 8月 2006 初チヌ突き 本日も大所帯で海に。 お腹の調子が悪いせいで、みんながQをしている中、焼き肉の煙を浴びながら一人でご飯と梅干しと焼き海苔を食べ、余ったご飯をお茶漬けにして、うどんを茹でて食す。 なんとも海らしくない食事… 台風の影響で波が高く、浜付近は透明度2m程の濁り。 それでも、低い透明度と、一般的な海水浴場で狩り場がほとんど無いという二重の悪環境の中でも、千載一遇のワンチャンスを逃さずにものにしてなかなかの[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 18 8月 2006 プチ断食芸人 久しぶりの仕事。 長い休み明けにはいつも思う事やけど、休み中我々が遊び呆けていた間も、サーバー達パソコン達は文句も言わず働いていたわけで、なんとなく申し訳なく思う。 まぁそう思ったところで労をねぎらう事も、仕事を手伝ってやる事も出来ないわけで、そもそも、コンピューターに同情する必要など最初から無いのだ。 (さらに…)[…] 続きを読む
本 17 8月 2006 村上春樹『羊をめぐる冒険』 これも下巻だけ某氏に貸していたもので、数年ぶりに読んだ。 村上春樹が専業作家になって初めての小説で、「鼠三部作」の完結編であり、ストーリー的に「ダンス・ダンス・ダンス」へと続く作品でもある。 「僕」が「鼠」と羊の関わる陰謀に巻き込まれることで始まる「羊をめぐる冒険」のストーリーテリングと、彼独特の言い回しや世界観で読者を飽きさせずに最後まで引っ張ってゆく。 彼の小説の中でかなりの人気の上位に入る本[…] 続きを読む
本 16 8月 2006 チャールズ・ブコウスキー『死をポケットに入れて』 某氏に貸し出していたまま4、5年が経過していたはずだが、果たして彼女は読んでくれたのだろうか? まぁ、当時は本を貸すという行為に意味があったので、読んでくれたのかそうでないかは今となっては大した問題ではない。 いずれにせよ数年ぶりにこの本が家に帰ってきたので、なんとなく読み始めるうちに引き込まれてしまった。 本の内容は、作者が最近買ったコンピューターに向かって、死までの数年を日記体裁で綴って行くと[…] 続きを読む