感情と感覚から身を守る場所 日記/雑記/妄談

感情と感覚から身を守る場所

せめて一週間に一度くらいはブログを更新しようということで何か書く。 うん。ついこの間まで夏だったのに、気がつけばもう冬になろうとしている。 太陽が照りつける海で遊び、森でキノコと戯れ、家に引きこもってスマートフォンとアンドロイドを改造しているうちにいつの間にかあたりはすっかり寒い。 ほんの数ヶ月前は耐え難いほどの暑さだったのにかかわらず、もうすでにその感覚をすっかり忘れている。 一時は永続的な状況[…]
キノコの門を潜る/自分の問題がいつのまにかきのこることについて いきもの

キノコの門を潜る/自分の問題がいつのまにかきのこることについて

おっさんになるとなんとも時間の流れるのは早いですね。 今年を振り返るのはまだまだ早すぎるのですが、今年を振り返ってみて私の生活を大きく変えたのは何と言っても「きのこ」でしょうか。 三月に生まれて初めてキノコ先生に引率されて「春のキノコ狩りドーン!キノコ散策ジャーン大会」(ちょっと誇張)に出かけキノコの門を潜ってからというもの、すっかりキノコに魅せられてしまいました。(その模様はこちら) 知れば知る[…]
風邪気味で本を読む 日記/雑記/妄談

風邪気味で本を読む

今日は風邪っぽくて一日寝たり起きたりを繰り返していた。 寝て目を覚まして少し本を読み、本を読みながらまた寝るというのを繰り返す一日。 いつの間にか休みの日は誰かと一緒に外に出掛けて遊ぶ。ってのが正しく理想的な休日の過ごし方だという空気が漂ってるけど、ひたすらひきこもって本読んだり音楽を聴くのも素晴らしい休日だと思う。 風邪を引いたり病気になっている時に本を読むと心の変な部分にヒットすることがある。[…]
ブログとツイッターを分ける 日記/雑記/妄談

ブログとツイッターを分ける

twitterをはじめてから殆どブログを書かなくなってしまい、代わりにTwitterへの一日のTweetを自動的にブログの記事として充填してきた。 でも、もうTwitterへのTweetとブログのエントリーはまったく別のものであると捉える事にした。 一日分のTweetは記事として取得することは止めないけど、それをブログのコンテンツとして利用するのは止めた。 TwitterでのTweetとブログでの[…]
ウィーンその5 /マリアヒルファー通り/モーツァルト饅頭

ウィーンその5 /マリアヒルファー通り/モーツァルト饅頭

すっかり放置していたウィーン旅行エントリその5を更新。もうすっかり忘れているような気がするが、そこはもう「うろ覚え旅行記」ということで。 カールス教会→美術史美術館→レオポルド美術館と来て、次はウィーンの若者のお買い物街「マリアヒルファー通り」へやってきた。 リンク外を西にずーっと走っている。地下鉄に乗ってなんかそれらしい駅で降りた。(うろ覚え) 全体的にこの通りは古い造りの建物が時々混ざるポップ[…]
イカ釣れず、海カレーと花電車 日記/雑記/妄談

イカ釣れず、海カレーと花電車

以前から一度で良いからイカを釣りたいと思い続けていたのだが、先日海に行った時に海岸からエギを投げて立て続けに数匹のアオリイカを吊り上げている見知らぬオッサンを見て私の中の「ちょっと本気モード」のスイッチが入った。 ということで、イカの餌木釣り専用のエギングロッド、ポリエチレン製のしなやかで細くて強いいわゆるPEライン、さらには水中が見える偏光サングラスまでを買い込んで海に行って来た。 今回は海でカ[…]
全否定系旅行記

全否定系旅行記

ISBN-10:404366205X 昨日一日で読んでしまった『インド怪人紀行』が面白かった。 この本のテーマは「インドにハマる者は、インドの何にハマるのか?」ってことで、基本的にはプー系のむさ苦しい男四人のインドへの貧乏旅行記なのであるが、 しかし、旅行記やのに自分の人生の節目の回想シーンや同行者との思い出が延々と語られたり、旅行中の人間関係とその背後にウェイトがおかれて書かれていたり、 最後に[…]
イルカとキャッチボールをする いきもの

イルカとキャッチボールをする

先日「二見シーパラダイス」なる水族館に行って来た。 私は魚はやたらと好きなので水族館は大好きだが動物園にはあまり興味を感じないので、海獣メインのこの水族館もそれほど期待していなかったのだが、実際に行ってみるとめちゃめちゃ楽しく、もう間違いなく「パラダイス~パラダイス~!」だった。 巨大な施設じゃないけど、手書きPOPや手作りデコレーションが満載で、水族館で働く人たちの生きものたちへの愛やら楽しさが[…]
恋する男サルトル(68歳) 日記/雑記/妄談

恋する男サルトル(68歳)

ハイデガーが自分の教え子であったハンナ・アーレントと長期間不倫関係にあったのがあまりにも有名な話である割には、 ハンナ・アーレントの存在や彼女との恋愛がハイデガーの思想にいかなる影響をもたらしたのかってのは語られることは全然無い。 ISBN-10: 4622070553 ってことで以前『アーレント=ハイデガー往復書簡』を読んだのだが、ハンナ・アーレントのハイデガーに対する崇拝ぶりと萌えっぷりに引き[…]
ボーヴォワールはこう言った。/「自由であること」

ボーヴォワールはこう言った。/「自由であること」

ボーヴォワールと言えば『第二の性』でお馴染みの実存主義の思想家や文学者であり、ジェンダー論とかフェミニズムの分野でも語られることが多い。 フェミニズム的な視点から女性を隷属させるシステムであるという結婚制度や家族制度を否定しながらも、生涯共にあったサルトルとの関係は、色々な文学の題材や映画にまでなるほど有名である。 男性の言う「自由」が自らの欲望の拡張を求めているようにしか見えないことが多いの引き[…]
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