みたらし祭りの足つけ神事/年中行事でかつ世界救済へのささやかな試み 日記/雑記/妄談

みたらし祭りの足つけ神事/年中行事でかつ世界救済へのささやかな試み

先日祇園祭の宵山で年中行事について色々と考えた事を書いたが、 この日も年中行事の一つである「みたらし祭り」のあ「足つけ神事」に行ってきた。 「足つけ神事」とは火をつけた蝋燭を持って「御手洗池」を膝まで水に浸かりながら渡り、罪やけがれを祓って対岸にある「井上社」に献灯し、無病息災を祈る神事である。 暑い中、下鴨神社の糺の森を歩き、身を切るような御手洗池に足を浸して蝋燭を運ぶのはとても気持ちいい。 タ[…]
あ…ありのまま 今起こった事を話すぜ!(結婚式編) 日記/雑記/妄談

あ…ありのまま 今起こった事を話すぜ!(結婚式編)

あ…ありのまま 今起こった事を話すぜ! 『おれは 結婚披露宴に招待されて新郎新婦の前でビデオを撮っていたと 思ったら いつの間にか新郎にお姫様抱っこされて写真を撮られていた』 な… 何を言ってるのか わからねーと思うが おれも 何をされたのか わからなかった… 「ドラクエ1のローラ姫」とか「風と共に去りぬ」のポスターとかそんなチャチなモンじゃ断じてねぇ もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ… (ピ[…]
宵山/「フレスコとベーローチェと玉三郎を詣でる保存会」勝手に発足 日記/雑記/妄談

宵山/「フレスコとベーローチェと玉三郎を詣でる保存会」勝手に発足

そういえば、今年もやっぱり宵山に行った。宵々山、宵々々山が豪雨だったので人が宵山に集中したせいか恐ろしい事になっていた。 いつも宵山を回るメンバーの巡回コースは殆どが祇園祭に限らずいつも営業しているお店なのだが、不思議なもので普段はほとんど行かないそんな所に行っても季節感を感じるのである。 スーパーの店先で割箸に刺さって売られるパイナップルを齧り、地球儀のまわるコーヒー屋さんでコーヒーを飲んでいる[…]
火鉢とメダカと夏の空 いきもの

火鉢とメダカと夏の空

(クリックで拡大) 春に買った火鉢の五徳の上にマツモとカワニナを入れた金魚鉢を乗せてメダカを飼っている。 この火鉢は長火鉢の形をしているがそれほど大きくない前から欲しかったタイプの火鉢だ。 引き出しもついていて、つめきりとかノギスとかmicroSDアダプターとかそんなものを収納するのに何かと便利である。 春に買ったので火鉢として使うには遅すぎたので、金魚鉢を乗せてみたが、中々に良い感じである。 い[…]
村上春樹『1Q84 book3』/物語というよりメッセージ/色々な意味で肥やし

村上春樹『1Q84 book3』/物語というよりメッセージ/色々な意味で肥やし

ISBN-10: 4103534257 先日、村上春樹の『1Q84 book3』を読み終えた。 一気に一日で読んでしまうのではなく、ちょっともたついて読み終わるのに二日かかったのは、Book1とBook2の内容を殆ど忘れていたので回収されつつある伏線やら人やらを思い出したり調べたりするのに時間がかかったせいである。 (BOOK1、BOOK2の感想はこちら) このBOOK3は本来書かれる予定はなかっ[…]
都築響一 『夜露死苦現代詩』/ストリート系、或いは市井系現代詩

都築響一 『夜露死苦現代詩』/ストリート系、或いは市井系現代詩

どの本を読むかを決めて本を借りに図書館に行くのではなく、新着図書やらちょっと気になりそうな棚の辺りをぶらぶらしながら本の背表紙を眺めていると、普通なら借りようと思わないような意外に面白い本にめぐり合うことが多々ある。 例えば、以前借りて面白かった雨宮処凛などは、目の前で直ぐ手に取れる状態になければちょっと読んでみようかという気にはならなかっただろう。 ISBN-10: 4480427023 そして[…]
カップルにおけるおしべとめしべとプラスとマイナスと熱力学第一法則 ミュージアム

カップルにおけるおしべとめしべとプラスとマイナスと熱力学第一法則

先日、中ノ島でやっていたルノワール展を見に行った時に、国立国際美術館の隣にある「大阪市立科学館」にもついでに寄った。 国立国際美術館の「 ルノワール─伝統と革新」は当然面白かったが、当初はついでだったはずの大阪市立博物館が中々に面白かった。 写真の「人間の構成元素の割合」的なマネキンのように子供が見たらトラウマになりそうなものも多いが、 電子顕微鏡だの電波望遠鏡だのとやたらと興味深いものが多く、は[…]
ERIC : 中国好運/ノスタルジックにカオスに笑える

ERIC : 中国好運/ノスタルジックにカオスに笑える

ISBN-10: 4903545385 以前「ほぼ日刊イトイ新聞」のこの記事を読んでから読みたくて読みたくてしょうがなかった写真集『中国好運』をやっと読むことが出来た。 この写真集は香港生まれの著者が、初めて中国に渡って、北京オリンピックに沸く人々を撮ったものである。 ご覧の通り、基本的に載っている写真は笑えるものばかりなのだが、意外にも本の最後には、香港生まれの香港育ちの彼にとって、この写真を撮[…]
植田正治写真展 写真とボク/写真でゾクゾクウッ ミュージアム

植田正治写真展 写真とボク/写真でゾクゾクウッ

先日なんとなく行った、京都駅の伊勢丹でやっていた「植田正治写真展 写真とボク」がとて素晴らしかった。 国際的にも評価の高い「砂丘シリーズ」は勿論良い感じであったが、最初期のこの二つの「船」と「燈台」を見た時になんだかゾクゾク来た。 著作権的にここに載せるのはどうかと思うけど、ネット上に探しても見つからないし、余りにも気に入ったので小さめの写真を載せてみる。(それぞれクリックで拡大) どうであろう、[…]
Solaris10上でSun Studioコンパイラを使ったopensslのビルド Solaris/Sparc

Solaris10上でSun Studioコンパイラを使ったopensslのビルド

なぜか書いていなかった Solaris上でSun Studio コンパイラを使ったopensslのビルドについて。 opennsslのconfigスクリプトはautoconfを使ったconfigureスクリプトではないので、環境変数でCC指定したつもりが無視される。 gccでコンパイルするつもりなら特に問題がないが、Sun Studioのccを使ってコンパイルする場合はconfigスクリプトにコン[…]
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