攻城戦は漢のロマソ 日記/雑記/妄談

攻城戦は漢のロマソ

「攻城戦は漢のロマン」ということで日曜日は城攻めに。 初めて入るあまりにも広大な彦根城、城フェチのツアコンの如何にこの城が要塞として優れているかという構造的な解説を聞くにつれ、これが唯の観光地ではなく第一級の軍事的防衛施設でかつ城塞都市であったということにちょっと驚く。 ここまでして守らねばならないもの、また、ここまでのものを攻めてまで奪わねばならぬものが世の中にある人生を生きるとはいったいどんな[…]
個人主義と自己責任論と北山紅茶館 日記/雑記/妄談

個人主義と自己責任論と北山紅茶館

はるか昔に辻利でコーヒーを注文して店員さんに「えぇぇっ!」と驚かれた事がある私であるが、「北山紅茶館」でコーヒーを注文するのは、スターバックスでココアや紅茶を注文する以上には難易度の高い行為であるので、二回目のチャンスもコーヒーを注文することができなかったのは、私が年を取ってしまったからだろう。 世の中には上の例と同じような、例えば、天一で餃子とチャーハンだけを食べる、逆に王将でラーメンだけを食べ[…]
土偶家のエリア88 画像

土偶家のエリア88

最近エリア88を読んで戦闘機が好きになってきたので、思わず「チョコエッグ 世界の戦闘機シリーズ」をネットで買い込んでしまった。 大量にあるので、とりあえず、エリア88の主要メンバーの搭乗機で編隊を組ませてみたが、殿に一機だけ後方視野が抜群の変な機体が紛れ込んでいるぞ! 戦闘機でもなんでもないけど、ジェット推進力で進む生物なので、同じジャンルとしてV字編隊の後ろにおいてみたが、意外にしっくりきている[…]
狼バカバカ少年 日記/雑記/妄談

狼バカバカ少年

バレンボイムを変換するとWindowsのIMEでは「場恋慕医務」になり、まるでどこぞの暴走族のようでちょっと可笑しい。 ちょっと前まではそれなりに賢かったWindowsのIMEが近頃とんとバカになって妙な変換ばかりしている印象があったのだが、これは酷い。 んじゃsolaris10のATOKならばちゃんと変換してくれるだろうと試してみたところ、「馬連簿医務」と大して変わらない。なんとなく「赤ひげ」っ[…]
「ブラームス:チェロ・ソナタ第1番&第&番」ジャクリーヌ・デュ・プレ、ダニエル・バレンボイム 音楽

「ブラームス:チェロ・ソナタ第1番&第&番」ジャクリーヌ・デュ・プレ、ダニエル・バレンボイム

ASIN: B0001O3Y8K 最近よく聴くのはコレ、バレンボイムが妻である夭折の天才チェリストのジャクリーヌ・デュ・プレと競演した1967年録音のこのアルバム、「ブラームス:チェロ・ソナタ第1番&第2番」である。 ジャクリーヌ・デュ・プレって人は情緒的に感情的に演奏するタイプの人らしく、なるほどこの演奏を聴いているとそんな感じである。 新婚さんいらっしゃ~い。てな勢いで、天真爛漫に歌い上げてい[…]
桜の季節の人ゴミ 日記/雑記/妄談

桜の季節の人ゴミ

前日に引き続き本日も桜を見に行くも、円山公園の巨大枝垂桜はすでに散っていた。 しかし、去年食べようと思ってタイミングを逃して食べられなかった、屋台で売っている煮焼き筍を食べることができたので満足である。 丸山公園は当然のこと、街中がありえん人ごみ、まさに人がゴミのようだ。本当に不景気なのか? しかし不思議と皆が皆幸せそうに見えるのはこの国が平和だからだろう。 逆にこれだけの人がすべて不幸せそうに見[…]
琵琶湖の桜 日記/雑記/妄談

琵琶湖の桜

夜に琵琶湖岸に桜を見に行く。横に伸びて枝振りのいい桜をLEDの青い光で愛でる。 琵琶湖岸の六キロの距離を南北に伸びる桜並木の最北端と最南端では桜の咲き具合がまったく違い、最南端の桜は散り始めていたのに、最北端の桜はまたつぼみであった。 六キロの距離で季節が違うというのがとても不思議である。 隣同士の桜の咲き具合の違いなんか殆どわからないのに、端と端の桜はまったく違う。 人間の変化というのもおそらく[…]
桜を見るために早起きする/精神的処世術 日記/雑記/妄談

桜を見るために早起きする/精神的処世術

最近はずっといつもより15分早く起き、ちょっと遠回りして加茂川沿いの桜のトンネルを通って出勤している。 若いころは、時期的な鬱要素と、その要素と独立している、その季節のみの事象を混同して、鬱要素と関係ない事象そのものが鬱要素になるという逆のフィードバックが起こっていたものだが、おっさんになるとそのあたりは切り離して感じられるようになってきたと思う。 たとえ春が欝の季節であったとしても、春に咲く桜自[…]
二条城で可笑しかったこと 日記/雑記/妄談

二条城で可笑しかったこと

仕事後に二条城へ夜桜を見に行った。 平日の夜だというのに凄い人である。周りから聞こえてくる会話からするに、京都以外からの観光客が相当数含まれているようだ。 やはり、日本中から人が大挙して押し寄せるだけあって見事な夜桜であった。 皆が皆、口を半開きにしながら携帯電話で写真を撮っている姿は可笑しい。 そして、携帯電話で撮った、根元から天辺までをワンフレームに入れた夜桜が並ぶ、感度が高い分ノイズの多い写[…]
ゲシュたる春 日記/雑記/妄談

ゲシュたる春

一旦崩れだすとそれを押し留めるのは非常に難しいのは何事も同じ。 毎日更新を続けていたこのブログも、その均衡が崩れて一気に更新頻度が少なくなった。 結局、何かを表現すると言うことは、未分化の状態に留まっていた何かを言葉でもって限定してしまうことなのだろうか。 実体化していなかった何物かを言葉でもって現実のものとしてしまうことなのだろうか。 しかし、一方で鼠は「問わず語らずに理解し合ったって何処にもい[…]
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