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2009年2月2日

映画:コード・アンノウン / 収束することなく発散する群像劇

「セブンスコンチネント」がとても素晴らしかったミヒャエル・ハネケの監督作品「コード・アンノウン」(2000/仏=独=ルーマニア)をなんとなく観た。
邦題は英題そのままであるけど、フランス語の原題には「Code inconnu: Recit incomplet de divers voyages」とサブイトルがついていて、「いくつかの旅についての未完成の話」という感じだろうか。
サブタイトルのとおり、確かになんらかの「旅」に関わりのある、微妙に交差するいくつかの話が組み合わせれたいわゆる群像劇である。
しかし、事件が起こるわけでも、はっきりした物語が展開してゆくわけでも、群像劇がひとつに収束してゆくわけでもなく、どちらかと言えば発散して行っている。
この映画の中で語られる物語は人と人とのすれ違いの物語ばかりで、「CODE UNKNOWN 」と言う様に人と人との分りあいがいかに難しいかとかそういったことが言いたいのだろう。
言いたいことは良く分る。しかしこの延々とだらだらと続く物語はひたすら眠たくってしょうがなかった。
それにしても、「カフカの城」と言いこの映画と言いミヒャエル・ハネケって人はよっぽど「未完」の物語が好きなのだと思った。

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