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2008年2月3日

北野武 「その男、凶暴につき」 (1989/日)

この映画は北野武の初監督となるものやけど、当初は深作欣二監督、ビートたけし主演の企画だったものが何かのスケジュールの都合でたけし自身が監督も努める事になったらしい。
この映画の公開当時はバブル期真っ盛りで、同じような異種業界の監督の映画が量産された時期でもあったので、彼が監督を務める事にそんなに違和感が無かったのやろう。
結局この映画を切っ掛けに「北野武」は世界的な映画監督になるわけで、そう考えるとなんとも不思議なものである。
ストーリーは警察署内で浮いた存在であるやたらと暴力的な刑事が、麻薬捜査を進めるうちに冷徹で凶悪な殺し屋と渡り合う羽目になるというもの。
暴力描写が中々に痛い上に中々にエグい話満載。バブル真っ盛りに撮られた映画にもかかわらず全然そんな雰囲気が無いのが結構新鮮やった。
この映画を見た事の無かった私が何故か知っていた、笑いながら犯人を車で追い掛けて轢くシーンは意外にコミカルやった。
しかしそれがコミカルであるところがこの監督の怖い所やなぁと思った。

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