日記/雑記/妄談 16 11月 2008 ざわ・・・ざわ・・・カイジっ…! ISBN-10: 4063366081 ISBN-10: 4063368327 ちょっと前から漫画ばかり読んでいる、以前からやたらとダメ系サイトの住人達から言及されるだけでなく、彼らのバイブルの如き扱いを受けている、ずっと読みたかった漫画である『賭博黙示録カイジ』を読んだ。 確かに人気あるだけあって面白かった。 その他の漫画でありがちな要素は全く無い上に、人間の欲求を金だけに集約したものの見方はと[…] 続きを読む
映画 15 11月 2008 ピエル・パオロ・パゾリーニ 「ソドムの市」 / エログロ金字塔バカ映画 ASIN: B000083YCJ ピエル・パオロ・パゾリーニの遺作である「ソドムの市」(1975/仏=伊)を観た。 マルキ・ド・サドの『ソドム百二十日あるいは淫蕩学校』を原作とするエログロ満開の映画であり、原作の18世紀のスイス山奥の城館の設定を20世紀のイタリアとしてある。 大統領・大司教・最高判事・公爵の最高権力者の四人が新しく強引に制定した条例によって町中の美男美女を集め、その中から更に選り[…] 続きを読む
本 14 11月 2008 ジャン・マリー・ギュスターヴ・ル・クレジオ 『歌の祭り』 ISBN-10: 4000222023 ジャン・マリー・ギュスターヴ・ル・クレジオの1997年にフランス語で発表されたものを翻訳して2005年に発表された、『歌の祭り』を読んだ。 このル・クレジオって人は、村上春樹が取ると噂されていた2008年度のノーベル賞を受賞したフランスの作家である。 1963年『調書』でデビューしてから、『発熱』(1965年)『大洪水』(1966年)などの初期の作品は言語実[…] 続きを読む
Server/Daemon 13 11月 2008 postfix 2.5.5 でのSMTP/TLS @OpenSolaris 以前のエントリー「postfix 2.5.5 でのCryus-SASLでのSMTP-AUTH @OpenSolaris」でCyrus-SMTPを使ったSMTP-AUTHを実装したPostfixのビルド方法を書いたけど、更にそれにSMTP/TLSを実装する方法を書いてみる。 このSMTP/TLSなる技術は、本来ならSMTPの他ホストへのリレーにユーザー認証を取りいれ、更にその認証からメール送信までの[…] 続きを読む
映画 12 11月 2008 映画:吉田喜重「煉獄エロイカ」(1970/日) / ニセ天然系ギャルのような / ASIN: B000B63FXC 吉田喜重「煉獄エロイカ」(1970/日)を観た。 前からタイトルが印象に残っており、なんとなく、レンタル50円引き割引券もあることもあり、殆ど予備知識なしに借りた。 ストーリーは一応、反資本主義と反米の革命運動の組織がなんやかんやと内部対立するような話だったような気がするけど、現在と過去と現実と空想が頻繁に切り替わったり入り混じったりするようなシーン構成だったよう[…] 続きを読む
Server/Daemon 11 11月 2008 postfix 2.5.5 でのCryus-SASLでのSMTP-AUTH @OpenSolaris 最近新しくOpenSolaris 2008.05で家のサーバーを作っており、cyrus-saslでpam認証するSMTP-AUTHつきのpostfixをコンパイルしたのだが、なぜかちゃんとSMTPが動作しない。 手順はほぼ前にあげたエントリの通り。前は上手くいったのに… コンパイルしたバージョンは2.5.5なのだが、ポート25に接続しても、ログに「warning: unsupported SASL[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 10 11月 2008 懐かしい尽くし数学 また古本屋での話なのだが、ふと古本屋さんで高校数学の参考書が目に止まった。 私の時代は、代数幾何、基礎解析、確率統計、微分積分、等と別れていたけど、今は数学Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、A、B、Cと別れているようだ。 で、その微分積分の問題を探して見てみたのやけど全くわからん。 微積どころか数学一般が全くわからんくなってる… これは結構ショックだった…今を遡る事20年ほど前に出来た事が出来ないとはかなり辛いものがあ[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 9 11月 2008 笑える児童書 最近漫画を求めて巨大チェーン店の古本屋さんに行くことが多いのだが、何気に児童書の棚が面白い。 ISBN:4876995559 ISBN:4265033415 例えばこれ、『シベリア抑留って? 』や『ぼくらは知床探検隊』という絵本である。 そんなんいきなり子供に教えてどうすんねん。ものの順序と言うものがあるやろう。などと思うのやけど、意外に大人の趣味丸出しのやたらとニッチな方向性を持った、タイトルだ[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 8 11月 2008 溶けつつある小説脳 最近、映画と漫画ばかり見ていたうえに、やたらと気合入れないと読みにくい本ばかり読んで小説を殆ど読んでいない。 ル・クレジオ『歌の祭り』 も読み終わったことやし、手慣らしがてらに久しぶりにさらさらっと読める本を物色、本棚にあった村上春樹の『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 』を読む読む。 この本は村上春樹嫌いが嫌悪する言葉遊びの部分がやたらと鼻につくけど、私が村上春樹の中で殆ど一番好きな小[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 7 11月 2008 やっぱり金曜日はぬるま湯 金曜日。 先週と変わらずヤフオクを冷やかして本とアドエスを持って風呂に入る。 風呂につかりながら音楽を聴きながら本読みながらネットで調べ物をしたり巡回サイトをチェックしたり。 ということでル・クレジオの『歌の祭り』をやっとこさ読み終わった。退屈な前半とは裏腹にスペインのコンキスタドールがインディオ達の国に攻め込む後半のあたりから俄然面白くなって一気に読んだ。 月曜日から木曜日は来るべき金曜の夜を楽[…] 続きを読む