日記/雑記/妄談

魚は塩焼きが一番美味しいと思う 日記/雑記/妄談

魚は塩焼きが一番美味しいと思う

先日の海で捕獲した超高級魚のアコウを家で食べた。   魚の食べ方は色々あるけど、変に味に細工したりせずに一番魚の味がよく味わえて、美味しい魚を美味しいままに食べられる料理法は、お造りや煮つけやその他の料理よりも、結局一番シンプルな塩焼きだと思う。 捕獲した時点ですぐ〆ることで、無駄に暴れさせて疲労や恐怖を感じた時に出てくる物質が身に回らないようにし、その後水の中で鰓をむしりとって大動脈を切断するこ[…]
文章を書く 日記/雑記/妄談

文章を書く

今までの既存メディアは何かしらについて明るいと思われる立場や地位の人の意見や見解を「誰が言うか」という基準に基づいて取り上げていたけど、完全匿名を前提としたインターネットが普及することで、何者か全くの不明の人でも素晴らしい文章を書く人は認められ、地位や肩書きがあるけど面白くない文章しか書けない人は全く評価されない。といった意見や見解や文章そのもので評価される「何を言うか」に言論的パワーがシフトし始[…]
社会的ダブルバインドと血液型占い 日記/雑記/妄談

社会的ダブルバインドと血液型占い

「このままでいいじゃないか」という言説と「変わらなきゃ」という言葉がどちらも同じように社会のありとあらゆる場所にあふれている状況は、よく考えれば「ダブルバインド」以外の何物でもないように思う。 子供が親との間でダブルバインドの状態にあるコミュニケーション下にずっと置かれていると、 言葉に表されていない意味にばかり偏執する(妄想型) 言葉の文字通りの意味にしか反応しなくなる(破瓜型) コミュニケーシ[…]
オマケがスゴいんです海鮮丼/デジタル泥棒猫 日記/雑記/妄談

オマケがスゴいんです海鮮丼/デジタル泥棒猫

海に行った日の晩御飯に今まで一度も入った事のないお店に入って海鮮丼を頼んだ。 メニューには「海鮮丼、小鉢と吸い物つき」って感じのことが書いてあり、団体客がいたようで家族経営のお店の厨房はてんてこ舞いに忙しそうだったけど、出てきてびっくり。 海鮮丼はこんな感じで間違いなく美味しかったけど、 お吸い物が甘エビと鯛の切り身の潮汁 そして小鉢がヒラメの煮付けと酢の物と「チョロギ」なるちょっとめずらしい植物[…]
今年も海に行く いきもの

今年も海に行く

その年初めての海に潜るといつも思い出すニーチェの言葉がある。 まことに、人間は汚れた流れである。汚れた流れを受け入れて、しかも不潔にならないためには、われわれは大海にならなければない。 私にとって「海」は、あらゆるものを与え、あらゆる物を奪い、あらゆる対立概念が一緒に交じり合って同時に在るような一つの完全性の象徴のようなイメージでもある。 冒頭のニーチェの言葉を字義通りに受け取ってそれを目指そうと[…]
海にいこう 日記/雑記/妄談

海にいこう

明日仕事を休んで海に行く。 私にとって「海」は自己存在のかなり奥の方の根底の部分に根を下ろしているので、ただ単純に遊びに行くのとは少し違うような感覚がある。 昔は「海」なんてところは衝動的に行くところだったのだが、何時のころからか事前に根回しして、確認を取って、そして完全な予定のもとに行く場所になった。 私がどのようなものであろうとも、それでも海は海だというところが海であるゆえんだな。  […]
宮崎駿とよだかの星と自己矛盾 日記/雑記/妄談

宮崎駿とよだかの星と自己矛盾

最近公開された宮崎駿の「風立ちぬ」のテーマとして 兵器である戦闘機などが好きな自分と戦争反対を訴える自分という矛盾を抱えた宮崎駿自身が投影されている。 という話がある。 私も自分自身についてこれと同じようなことをよく考える。銃が好きだからといって、戦争とか人殺しを肯定しているわけでは決して無いのだ。 まぁこの私くらいのライトな趣味の域を出ない程度なら深刻性はゼロであるけど、『よだかの星』のように小[…]
天狗の仕業と太陽の仕業とヤスの仕業 日記/雑記/妄談

天狗の仕業と太陽の仕業とヤスの仕業

自分に原因の一端があるという可能性を全く考慮せず、自身の回りで勃発する何かしらの問題をすべて外的要因に帰して考えるタイプの人がいる。 こういうタイプの人は何か問題が起こっても根本的な解決がなされないので、何度も何度も同じような問題を起こし、人間関係とか仕事とかをまるで焼き畑を行うかのように消費しつくして次々と乗り換えることが多いように見える。 こういうタイプは割と良く目立つけど、これと全く逆のタイ[…]
深夜の散歩は特殊技能か?/第二の土偶 日記/雑記/妄談

深夜の散歩は特殊技能か?/第二の土偶

私の子供の頃によく見ていたアニメに「怪物くん」というのがあった。 怪物王国の王子様である「怪物くん」と、その「怪物くん」の護衛かつ執事のような三人組である狼男とフランケンシュタインとドラキュラと共になぜか地球のどこぞの城に住んでいて、毎度ドタバタ劇を繰り返すという感じのもので、感じのものもだったというくらいに内容はまったく覚えていないけど、そのエンディングの歌の一フレーズだけがずっと印象に残ってい[…]
ベリーベリーKYOTO/オムライスの壁 日記/雑記/妄談

ベリーベリーKYOTO/オムライスの壁

この日は浴衣を着て下鴨神社の御手洗祭りに行ってから祇園で晩御飯とベリーベリーKYOTOな一日だったのだが、 手洗祭りの足つけ神事待ちの列に唖然としたのにも拘らず、夜に祇園へご飯を食べに行ったら辻利に一人も並んでいないくらいに人が少なかった。 河原町界隈はいつも通りの人なのに、祇園周辺に余りにも人がいないせいでそこらじゅうのお店が早くに店を閉めていて、祇園界隈がシャッター商店街と化していた。 浴衣で[…]
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