書は捨てないで街に出てみた 日記/雑記/妄談

書は捨てないで街に出てみた

金曜日に連休なんか嬉しくも何とも無いとか書いたけど、好きな事だけに時間を使えるというのはやっぱり嬉しい。 天気も良かったので昼前からピスト君に跨って図書館に行って本を借り替え、その足で街に繰り出す。 ピストで街中を走り回っていると、ハンドル幅が狭くホイルベースが短く車重が軽いせいか意外に小回りが利く。さらにハンドルのドロップ部分に何もついてないので、ガードレールや冊にひょいっと引っ掛けられるのもか[…]
ブレーキのドミノ移植 日記/雑記/妄談

ブレーキのドミノ移植

昨日Campagnoloのcentaurグレードの2006年モデルのブレーキが届いたので早速ロードに取り付け、ロードから取り外された前輪のduraの初期デュアルピボットブレーキをピスト君に移植。 さらに余ったduraの後輪用と、ピストに取り付けていたの105グレードのシングルピボットブレーキを母のママチャリに移植しようとしたところタイヤ幅が太すぎて適合せず拒否反応が起こり、とりあえずブレーキシュー[…]
岡田 暁生 『西洋音楽史―「クラシック」の黄昏』

岡田 暁生 『西洋音楽史―「クラシック」の黄昏』

寝る前にちょっと読みを繰り返す事数日で半分を、お風呂で半身浴しながら残り半分を読んだ。 著者は19~20世紀音楽が専門の、現在は京都大学人文科学研究所の助教授である。書いた論文のタイトルを見る限り、リヒャルト・シュトラウスやオペラが好きなようだ。 本のコンセプトとしては「まえがき」にあるように音楽の素養が全くない人でも平素に読み通すことの出来る、作曲家個人や個々の作品には深く立ち入らない、当時の時[…]
Don’t来い自己批判 日記/雑記/妄談

Don’t来い自己批判

昼を半ば過ぎ、もうひと頑張りで定時というところで、次の日から4連休になっている事を知る。 もっと前から知っていれば、4日空けた方がいい仕事の仕方にもっていったやろうけど時すでに遅し。 中4日あけての出勤後に何をやっていたのか思い出すのに一苦労。という中途半端な状態にしておくのだけは避けたかったので、同時進行の幾つかの仕事をある程度の区切りまで「4日空いても大丈夫」程度に持って行くくらいしか出来なか[…]
睦月物欲、如月マンモン 日記/雑記/妄談

睦月物欲、如月マンモン

いつの間にかもう2月だ。何も無いまま終わった2006年の次に来た2007年の1月もまた何も無いままに終わり、2月も何も無いだろうことはほぼ間違いないだろう。 まぁその事に対して文句を言うつもりはないし、あえて文句を言うにしても自分自身に対してしか言えないのでやめておこう。 何かの代償欲求としか思えない激しい物欲が吹き荒れて、イタリアCampagnolo社の自転車用ブレーキの2006年モデルが200[…]
2.5なピスト君 日記/雑記/妄談

2.5なピスト君

職場の土偶デスクの周りはコンピューターの部品だとかネットワーク機器だとか、どこの何の部品だか良くわからない電子部品やケーブルといった産業廃棄物の一歩手前のものまみれで、この汚さはBSDの偉い人みたいだ(偏見)な感じなのだが、ちょっと片付けて綺麗になり、持って来たMY文房具を設えて良い感じ。 もうムダに羽ペンとか万年筆のボトルインクとか封蝋セットとか置きたい気分。 文豪みたいな調度品のデスクで仕事を[…]
文系的アナログ的価値 日記/雑記/妄談

文系的アナログ的価値

仕事帰りに職場近くの巨大スーパーというかC+級百貨店というか2.5流ファッションビルで(いいすぎやで)ノートを買う。 しっかし久しぶりにこの建物入ったけど、全然変わらんなぁ。変に懐かしかった。 まぁまぁ中の下な文房具売り場というところやけど、これくらいでも十分幸せだ。ロディアもツバメノートも伊東屋も取り扱っててそれなりに抑えてるやん。とそれくらい当たり前か。 カランダッシュとラミーの1500円くら[…]
北山、真鍮製品への物欲リビドーをやりすごすピスト君 趣味

北山、真鍮製品への物欲リビドーをやりすごすピスト君

天気が良いのでピスト君に乗って北山界隈に散歩へ出かける。 雑貨屋、文房具屋を回って仕事で使う良さげなノートを探すも、これといったもんが無い。 無駄にゴテゴテした真鍮のドアノブとかタオル架けとか水道の蛇口を衝動買いしそうになるのを何とか思い止まり、いろんな店をぶらぶらぶらぶら。 以前あったlisnとキタガワ釣具店が無くなってからというものこのあたりはあまり行くところがなくなった。 一人で喫茶店だのカ[…]
マーガレット・アトウッド『昏き目の暗殺者』

マーガレット・アトウッド『昏き目の暗殺者』

長い時間を幾日もかけて700ページ近くにも及ぶ長編、ブッカー賞作品であるマーガレット・アトウッド『昏き目の暗殺者』を読了。 妹のローラが車ごと橋から転落し、夫がヨットの中で、娘が汚いアパートの階段から転げ落ちて死ぬのを語るところから物語が始まる。 ボタン製造業で財を成した裕福な家庭で育ったアイリスが語る自分と妹の人生、そして老齢を迎えたアイリスの語る現在の寂しさ、妹のローラが書いた作中作としての「[…]
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