日記/雑記/妄談 2 4月 2013 丁寧に本を読むのはイロニーの精神か? 最近、大学院で勉強やら研究やらに勤しんでいる友人が読み終わったという原書のテキストの写真を見て妙に感動した。 本のページの間からびっしりとそれでも控えめに突き出している色とりどりの付箋が、その本がどれだけ丁寧に読まれたかを物語っている。 私はとにかく少しでも興味が湧けば、ひたすら色々な本をガーッと読んでしまうタイプの本の読み方をしてきた。そんな橋の上を駆け抜けるような本の読み方をしてきた私には、そ[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 1 4月 2013 何を残したいのかではなく、何が残されたのかについて 以前、「出会ったひとと別れることはないし、出会わなかったひとと別れることもない」という言葉を読んでいまいちピンとこなかったのだが、最近なんとなくその意味がわかってきたような気がする。 橋を焼かないように、撤退時に地雷を埋めないような人間関係を心がけている限り、そんなことは自然に理解できるのかもしれない。 私の書いた言葉がある人の言葉として発せられるのを聞き、、私の話していた言葉がある人の言葉として[…] 続きを読む
趣味 31 1月 2013 PHSを利用停止した 15年以上同じ電話番号で使い続けてきたPHSの回線を今日で利用停止した。 PHSは最初からずっとクリアな音声通話に、ケータイ端末で始めてのフルブラウザを搭載した「京ぽん」、そしてスマートフォンという概念がない時代に出来たスマートフォンの「W-Zero3シリーズ」、全てが時代を先取りしすぎて結局時代についてゆけず破綻して再生会社となり、完全に音声通話専門のキャリアになった。 妙にマニアックで変態端末[…] 続きを読む
生活 30 1月 2013 ファンヒーターを分解する 家で使っているファンヒーターが点火時に確率50%でブホーと白い霧状の灯油を吐いて止まるようになった。2回に1回は点くのだが一度失敗すると部屋が無闇に灯油臭くなる。 白い煙を吐いてエラー音を鳴らしてシャットダウンする様はちょっと笑えるのだが、部屋を暖めようと思ったのに、部屋の窓を開ける羽目になるのはあまり笑えない。 ということで、ダメもとでバラバラに分解してみる。外から見える部分はそれなりに掃除した[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 29 1月 2013 ハクキンカイロを言い換えようと試みる 「ももひき」とか「パッチ」を「ヒートテック」と言い換えることで全く別物のようになり一気に受け入れられたように、本来はとても良いものなのになんか古臭いイメージがあってイマイチ広まっていないというものがいくつかある。 例えば、私が冬に常用している「ハクキンカイロ」などは、イマイチ広まっていないのにモノとしてはとても良いものなので、なんかこうカッチョいい名前にすれば爆発的にブームになるんじゃないかと思っ[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 28 1月 2013 アンチエイジングと伊勢神宮と孫正義の額 先日「アンチエイジング」に関係あるような無いような話を書いたけど、最近、私は若い頃の自分のバカさと愚かさ加減で苦しんだせいか、年を取ることは悪いことじゃないなと思うようになって来た。 たとえ輝かしい若かりし自分に戻れたとしても、もれなくその当時のバカさと頭の悪さもついてくるなら今のほうがよっぽど良い。 しかし一方で伊勢神宮の神宮式年遷宮は「常若」なる考え方がバックボーンとなっているわけで、そこには[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 27 1月 2013 女子力とフェミニズムとシモーヌ・ド・ボーヴォワール 先日「女子力」って単語を使ったのでちょっと「女子力」について考えてみた。 最近良く聞く「女子力」なる言葉を耳にするたびに感じてきた違和感は、「女子力」なるものが果たして「女子」にとって「力」となるのだろうかということである。 つまり「女子力」を語れば語るほどフェミニズム的文脈で言えば女子としての地位を自ら貶めていることになるのではないか?という疑問がふと浮かんだのである。 フェミニズムと「女子力」[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 26 1月 2013 アンチエイジングでアンチエイリアス 前日に書いたSK-Ⅱの話であるが、ブログに書くずっと前にtwitterに「 オッサンやけどSK-Ⅱのテスターの化粧水を手に塗ってみたw」と投稿した時に、友人が「アンチエイジング土偶」と返してくれて「あひゃひゃひゃw」と笑っていた。 笑ってるばかりじゃなくて上手い返しを考えんとと「ぐぬぬ…」と考えたものの「アンチエイジング土偶」に良く似た言葉として「アンチエイリアス土偶」という言葉しか頭に思い浮かば[…] 続きを読む
日記/雑記/妄談 25 1月 2013 こちらスネーク、オッサンやけどnしたよ~♪第2弾をお届けする。 先日からSK-Ⅱなる基礎化粧品を扱う店やコーナーにお供として参る事が多かった。 デパートへ展覧会を見に行ったついでに、巨大量販店へ買出しに行ったついでに、ドラッグストアへカイロを買いに行ったついでにと、最初は男から見れば何でこんなに高いのか良く分からなかったそれらのシリーズが、見ているうちに「美容オタク」にとれば上位機種の中で一つの基準となるマストアイテム的な扱いであるのが分かってきた。 自転車で[…] 続きを読む
本 24 1月 2013 吉永良正『「複雑系」とはなにか』/複雑系は燃えているか? 最近の本読みテーマはちょっと前に流行った「複雑系」ということで一冊目に読んだのがこの本、吉永良正著『「複雑系」とはなにか』である。 ISBN-10: 4061493280 「複雑系の本を読もう」と思っていたけど、この本を読み始めて、そもそも私は複雑系とカオスの違いを全くわかっていなかったことに気づいた。 読む前は「複雑系」と「カオス理論」をほぼ同じもので、カオス理論が扱う系が複雑系なのだろうと位に[…] 続きを読む