高橋祥友『群発自殺―流行を防ぎ、模倣を止める』/林公一『擬態うつ病』/情報化した文学は恐ろしい。

高橋祥友『群発自殺―流行を防ぎ、模倣を止める』/林公一『擬態うつ病』/情報化した文学は恐ろしい。

最近読んだ新書の中に、高橋祥友『群発自殺―流行を防ぎ、模倣を止める』と林公一『擬態うつ病』なるものがある。 SISBN-10: 412101426X SISBN-10: 4796625178 そもそももこの2冊を読もうと思ったのは、『群発自殺』が『若きウェルテルの悩み』の創作時期あたりのゲーテの人生をテーマにした、何気に面白かった映画「ゲーテの恋」を見て、18世紀の発表当時に『若きウェルテルの悩み[…]
陰性かくにん、よかった! 日記/雑記/妄談

陰性かくにん、よかった!

先日、作ったexeファイルがアンチウィルスソフトにマルウェア扱いされてビックリだよ。 しかも捕獲されてサーバーに転送されたし…ってことを書いた。 しかし今日、スキャンしてみたらウィルス扱いされなくなっていることに気づいた。 どうよ! これはサーバーに転送されて調べられた結果、無害な実行ファイルだと判明したからだな。 「スリープる」が捕獲されて転送されてしまったのも無駄じゃなかったのだ。 陰性かくに[…]
不気味の谷を越えてれりごー/日本の創作人形作家たち展@京都伊勢丹「美術館えき」 ミュージアム

不気味の谷を越えてれりごー/日本の創作人形作家たち展@京都伊勢丹「美術館えき」

以前から、もうこれはシリーズものじゃないかというほどに、すでに終わってしまった展覧会の感想をなぜか突然思いついて書くことが多いけど、今回は今年、2014の三月から一ヶ月京都の伊勢丹で開催されていた「日本の創作人形作家たち展」についての感想を唐突に書くぞ! この展覧会は『DOLL EXPO 2012』なるもので発表された作品を中心に約150名の人形作家の作品が展示されていたらしい。 パンフレットに載[…]
どんな環境でも確実にスリープする「スリープる」を作った/APIスリープで休止する端末でスリープのショートカットを作る Computer

どんな環境でも確実にスリープする「スリープる」を作った/APIスリープで休止する端末でスリープのショートカットを作る

ありがたい事に、いつも使わなくなったりお古になったPCやらPC用品やらをプレゼントしてくれる友人にWindows8のタブレット端末をいただいた。 windows8が入ったDellのlatitude10なるタブレットである。 今まで仕事ではWindows8をちょこちょこ使う機会があったものの、ちゃんと使うのはじめてである。 世間でWindows8は使いにくいと評判だけど、いやいやめっちゃ使いやすいで[…]
「光の賛歌 印象派展」@京都文化博物館/暗黒でもいいじゃないか印象派だもの ミュージアム

「光の賛歌 印象派展」@京都文化博物館/暗黒でもいいじゃないか印象派だもの

先月の半ば過ぎ、4月の第三週末に京都文化博物館で開催されている「光の賛歌 印象派展」 に行ってきた。 土曜日と言うこともあってエライ人出だったが、これはいくらなんでも人が多すぎる。 流れに乗ってみると数時間コースになってしまうし、見たいように見ようとすると誰かの頭越しに見ることになる。 地味な日本画とかよくわからん現代アートとかの展覧会だと空いててとても快適だが、「みんな大好き印象派♪」の展覧会と[…]
WordPress内のTinyMCEでオリジナルのコードをいじらずにpタグ問題を解決する。 Computer

WordPress内のTinyMCEでオリジナルのコードをいじらずにpタグ問題を解決する。

ここ何週間か仕事でずっとTinyMCEを組み込んで設定しまくっており、いろいろと改造しているうちにinitの書き方やら関数の定義の方法やらを結構覚えた。 で、せっかく覚えたのだからと、仕事はまったく関係ないこのブログで利用されているWordpressも内部のエディタとして同じくTinyMCEが組み込まれているので、今までWordPressで不満だった、ビジュアルエディタで改行すると勝手に<p[…]
椿の名前 いきもの

椿の名前

先日、聞かれた花の名を答えられなくてとても残念だったのでここに書いておこう。 この花の名は「乙女椿」。 まぁ、ここに書いたところで、私に質問した人はここを読まないだろうから答えられたことにはならないけどー   確かに私はこの花を知っていたけど、正確な名前を知って他の椿と区別する必要があるほどには興味を持っておらず、私にとってこの花は花びらの多い名も無き椿の1つに過ぎなかったのだ。 しかし[…]
師とは一方的に仰ぎ見るものである 日記/雑記/妄談

師とは一方的に仰ぎ見るものである

今まで私は実際に知らなかったり係わりのない人や歴史上の人物であるとかいった人を師だとみなすことが多かった。 その師に直接的に係わろうとする場合でも、せいぜい死後185年後に墓参りに行く程度のものであった。 今まで私にとって、師とは一方的に仰ぎ見るものであった。 おそらくそれはその師と私が直接的な係わりがないゆえに、私の一方的なイデアを、アイドルとして押し付けることがしやすかったからなのだろう。 し[…]
日本画にみる「さくら」展@美術館「えき」@伊勢丹京都 ミュージアム

日本画にみる「さくら」展@美術館「えき」@伊勢丹京都

伊勢丹京都の美術館「えき」で開催されている、<日本画にみる「さくら」展>に行ってきた。 この展覧会はタイトルの通り、「さくら」を題材にした、横山大観、川合玉堂、菱田春草、上村松園、小野竹喬、堂本印象、福田平八郎、池田遙邨、伊東深水、東山魁夷、加山又造、上村淳之、中島千波などの有名どころをメインにした日本画を集めたもので、中々春らしいテーマどす。 全般的にこの「美術館えき」はどちらかと言[…]
入力方法は思考と表現に影響するのか 日記/雑記/妄談

入力方法は思考と表現に影響するのか

今スマホのWORDPRESSアプリからこのエントリーを書いているのだが、フリック入力でブログを書くのはなんだかとても違和感がある。 昔、ケータイ小説は本で読むんじゃくなくてケータイで読まんと意味がないとか、ブログは書籍で読むよりPCで読むのが正しいとか「読む媒体」によってコンテンツとしてのとらえかたが違うというようなことが言われていたような気がする。 更に縦書きは感情や情緒を表現する文章に向いてい[…]
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