音楽

ベートヴェンの「嘆きの歌」はチープであることに意味がある。 日記/雑記/妄談

ベートヴェンの「嘆きの歌」はチープであることに意味がある。

先日手足口病になってとても苦しかったと言う話を書いたけど、やっと回復して普通の状態に戻ったなと思ったら気管支炎になった。 寝転ぶと痰が詰まって息が出来ないので寝ることが出来ず、辛いのに寝ることが出来ないというかなりきつい状況。 そして少しでも動くと呼吸量が増えて息苦しくてたまらないので、座ってゆっくり息をしている以外に何も出来なかった。 もう殆ど強いられた座禅みたいなものである。 二日目になってち[…]
信仰者は電化マイルスの夢を見るか

信仰者は電化マイルスの夢を見るか

中山康樹『マイルスに訊け!』を読んだ。 この本は「またお前か?」と言われるほどに彼の生涯にわたってマイルス・デイヴィスにインタビューし続け、彼の言葉を日本に紹介し続けた著者による「帝王マイルス・デイヴィス」の語録集のようなものである。 SISBN-10: 4872577930 マイルス・デイヴィスは私の一番好きな音楽家の一人なので、この語録を一言一言読むたびに彼の格好良さが伝わってきてたまりません[…]
バックハウスを聴く 音楽

バックハウスを聴く

最近車を運転したり昼休みに本を読むとき意外にちゃんと音楽を聴くことがめっきり少なくなったけど、仕事から帰ってきて、ひさしぶりにゆっくり音楽を聴いた。 以前はあれほど鬼気迫って必死で聴いていたのに、ここ数年はそういう風な聴き方をすることは殆どなかったのだが、やっぱりちゃんと聴きはじめると昔の感覚とういうか感性のようなものが蘇ってくるような気がする。 以前は個性がなく全く味気ないと感じたヴィルヘルム・[…]
グレン・グールド 「バッハ:フーガの技法、インヴェンションとシンフォニア 」 音楽

グレン・グールド 「バッハ:フーガの技法、インヴェンションとシンフォニア 」

ASIN: B00005HMOW 久しぶりに音楽のエントリを。 最近やたらとバッハが好きになってひたすら聞きまくっており、私の大好きなグレン・グールドが演奏する「フーガの技法、インヴェンションとシンフォニア」 が気に入っている。 グールドはフーガの技法をオルガンで、そのほかをピアノで演奏しているのが、グールドのオルガン演奏はちょっとレアな気がする。 しかし、バッハが楽器を指定していない「フーガの技[…]
バッハ:「主よ、人の望みの喜びよ」 by ワイセンベルク / 公人として、私人としてのバッハ 音楽

バッハ:「主よ、人の望みの喜びよ」 by ワイセンベルク / 公人として、私人としてのバッハ

ASIN: B000CSUXZW 一昨日に「主よ、人の望みの喜びよ」は誤訳ではないか?正確には「主よ、私の魂の喜びである貴方よ」とでもすべきである。ってな事を書いたので、ついでにマイラ・ヘスではない「主よ、人の望みの喜びよ」の紹介。 この「主よ、人の望みの喜びよ」が入ったこのアレクシス・ワイセンベルクのCDはバッハ好きにはたまらない全曲バッハ構成である。 タイトルになっている「主よ、人の望みの喜び[…]
人の誤訳のグタグタよ 音楽

人の誤訳のグタグタよ

最近バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」のピアノ編曲版が聞こえてくることが多ったのだが、ふとこのタイトルの意味が良くわからないことに気づいた。 ASIN: B0007INZPC この曲で一番メジャーなのはこのCDやね。 「主よ、人の望みの喜びよ」ってのは「主よ、人の望み(があることは)喜び(です)」なのか「主よ、(あなたが)人の望み(であるのは)喜び(です)よ。」なのか。それともまた別の意味なのか?[…]
「ブラームス:チェロ・ソナタ第1番&第&番」ジャクリーヌ・デュ・プレ、ダニエル・バレンボイム 音楽

「ブラームス:チェロ・ソナタ第1番&第&番」ジャクリーヌ・デュ・プレ、ダニエル・バレンボイム

ASIN: B0001O3Y8K 最近よく聴くのはコレ、バレンボイムが妻である夭折の天才チェリストのジャクリーヌ・デュ・プレと競演した1967年録音のこのアルバム、「ブラームス:チェロ・ソナタ第1番&第2番」である。 ジャクリーヌ・デュ・プレって人は情緒的に感情的に演奏するタイプの人らしく、なるほどこの演奏を聴いているとそんな感じである。 新婚さんいらっしゃ~い。てな勢いで、天真爛漫に歌い上げてい[…]
グレン・グールド「ブラームス:4つのバラード、2つのラプソディ、間奏曲集」 音楽

グレン・グールド「ブラームス:4つのバラード、2つのラプソディ、間奏曲集」

ASIN: B0002ZEZVI ブラームスと言うとロマン派であるけど、昔からロマン派と呼ばれる作曲家のピアノ、しかもソナタでもコンチェルトでもないのは甘ったる過ぎてあまり好きではないので、このCDはグールドのCDの中ではゴールドベルグに次いで有名なものひとつであるけど、今まで聴いたことが無かった。 しかし、最近、ブラームスのピアノソナタとチェロソナタ、そして交響曲を聴いて、ブラームスのイメージが[…]
グレン・グールド「モーツァルト:ピアノソナタ集」 音楽

グレン・グールド「モーツァルト:ピアノソナタ集」

ASIN: B0002ZEZVS 最近ちょっと自分の「音楽の聴き方」ってのにかなり疑問を持ち始めたと言うこともあって、印象とか感覚とかで持ってるCDについて感想を書いてみようと思う。 最近結構気に入って聞いているのが、私の好きなピアニストであるグレン・グールドの「モーツァルト:ピアノソナタ集」で、全編を通して、モーツァルトとして聞けば異様な雰囲気の漂っているCDである。 攻撃ヘリから軽機関砲の弾幕[…]
ブラームスを聴き始めた 音楽

ブラームスを聴き始めた

最近職場の人にCDをお薦めしてもらう事が多くなり、ダニエル・バレンボイムの演奏するバッハやブラームスのソナタなど、今まで聞かなかったような音楽を聴くことが多い。 私が偏屈なせいか、今まで誰にも聞くこと無く一人で聴く音楽を選んでいたけど、お勧めして下さるCDを聴いているうちに私は今までなんと暗くて深刻で思い詰めた様な音楽ばかり聴いていたのだろうかと思うようになった。 「深刻になることは必ずしも、真実[…]