スタンリー・キューブリック 「突撃」(1957/米)

amazon ASIN-B00005EYQ0 キューブリックが監督だということで、「突撃」を観た。
第一次世界大戦で砦を巡ったフランスとドイツの塹壕戦を描いたもので1957年公開と結構古い初期の監督作品である。
カメラワークがどうとか反戦がどうとか言われるけど、私自身は特にそんなことに興味は無く、あんまりキューブリックという感じがしなかった。
この映画はキューブリックや映画を語る上での歴史的な価値があるという言及のされ方をされるような感じで、映画自体はまぁ普通の映画のような気がする。
とはいっても、ネットしながら観るつもりやったけどついつい夢中になって見入ってしまうほどの面白さはあったのやけどね。
カーク・ダグラスが熱演しすぎてネタ部分が殺されている。という世評の通り、もっとふざけた奴がやってるとキューブリックぽくなったかもしれない。
それでも彼が塹壕を出て部隊を率いるシーンはキューブリック的な笑いの萌芽を見たような気がした。

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